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Xperia Z SO-02Eのアップデートが配信開始、”突然死”問題の改善とWB調整機能の追加、”パスワード迂回”の脆弱性は改善されず

Xperia Z SO-02E ソフトウェアアップデート配信が開始

Xperia Z SO-02E ソフトウェアアップデート配信が開始

Xperia Z SO-02Eのソフトウェアアップデートの配信が開始されました。案内では28日の18時以降ということでしたが、予定より早く配信が開始されています。なお、同日に予定されていたXperia GX SO-04D、Xperia SX SO-05Dへのアップデート配信も既に開始されている模様です。

Xperia Z SO-02Eは今回のアップデートにより、電源キーを押してもスリープモードから復帰しないという、いわゆる”突然死”と呼ばれる事象の改善と、ディスプレイのホワイトバランスを調整するための「ホワイトバランス」設定機能の追加が行われます。また、このほかにもより快適にするための更新が含まれているということなので、細かな改善・修正があるのかもしれません。

ちなみに、話題となっている「パスコード迂回できてしまう脆弱性」(※記事最下部で紹介)については、今回のアップデートでは改善されていません。引き続き注意する必要があります。

アップデートファイルは4.9MB。端末から直接ダウンロードして更新することもできますし、メーカーの提供するPC向けソフトウェア「PC Companion」を使ってPC経由で更新することもできます。私はPC経由で更新しましたが、全て完了するまでに20分程度を要しました。なお、端末単体で行う場合はバッテリー残量が十分にある状態(65%以上)でなければアップデートを開始することができません。その場合はPC接続による方法でためしてみると多少マシかもしれません(?)。

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アップデートが完了すると、本体設定の「画面設定」の中に「ホワイトバランス」という項目が出現します。これをタップするとホワイトバランスの調整画面に移行します。画面右上のメニューから簡単にデフォルトの設定に戻すこともできるので、標準の状態が気に入らないという方はいろいろ試してみてはどうでしょうか。

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アップデート後のAndroidバージョンは引き続きAndroid4.1.2。カーネルバージョンは3.4.0。ビルド番号は「10.1.D.0.333」になります。

※パスコード迂回の脆弱性について

ある手順を踏むことでロック画面のパスコード入力を迂回できてしまうという脆弱性です。パターンやパスワード等で本体をロックしている状態で緊急連絡用のアイコンをタップ。電話番号入力欄に「*#*#7378423#*#*」と入力。「Service Test」をタップ。「NFC」をタップ。「NFC Diag Test」をタップ。ホームボタンを押下。これらの操作でパスコードを入力しなくともロックが解除された状態になってしまいます。

動画でも紹介されています。