以前紹介した低価格7インチタブレット「HYUNDAI T7」に、スペックを一部変更した強化モデル「HYUNDAI T7s」が加わりました。
「HYUNDAI T7s」はGoogleのNexus 7と同じ7インチWXGA(1280×800)のIPS液晶を搭載したAndroidタブレットです。Nexus 7にはないHDMI出力端子やフロントカメラ、SDカードスロットをサポートするほか、Galaxy Note IIなどに搭載されているSamsung Exynos 4412(1.4GHzクアッドコアCPU)を搭載し、プロセッサだけで言えばNexus 7が採用するTegra 3よりも高い性能を持っていると謳われています。
スペックが強化された今回のモデルではさらに、システムメモリーが2GBに、内蔵ストレージが16GBにそれぞれ倍増。また、背面カメラが200万画素から500万画素に向上しています。OSバージョンは現時点でAndroid4.0.4を搭載しますが、4月中に最新のAndroid4.2 Jelly Beanへのアップグレードが予定されています。
GPSやBluetooth(ver2.1+EDR)、Google Playにもきちんと対応します。Wi-FiはIEEE802.11 b/g/n準拠。外部端子はminiHDMI、microUSB、3.5mmオーディオジャック。バッテリー容量は少し頼りない3,300mAh。それでも5時間の連続使用が可能です。端末サイズはNexus 7とほぼ同じの196×118×10.9mmで、重さは40gも軽い約300g。
価格は999元または160USドル(約15,400円)とかなり安いです。米国のショップでは180ドルちょっと(17,000円~18,000円程度)で販売されています。Nexus 7の16GBモデルが19,800円なので、故障や不具合などなければコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。HYUNDAI T7同様、そのうち国内のショップでも取り扱いが開始されるものと思われます。
外観はGalaxy S IIIにそっくりですね。