パナソニックが携帯電話事業の売却を検討していることが分かったとSankei.bizが報じています。
報道によれば、パナソニックは携帯電話事業の売却を検討しており、台湾のHTCや世界最大の半導体受託製造であるTSMCが候補として浮上しているそうです。今後は存続と売却の両面で事業を進める方針で、条件面で折り合いが付かなければ売却しない可能性もあるとのこと。
パナソニックのスマートフォン事業は米アップルや韓国・サムスン電子に差をつけられているのが実情。昨年10月には再参入した欧州市場での携帯電話事業の販売を打ち切っており、その頃から売却や他社との提携が検討されていると報じられていました。
今回の記事によればパナソニックは消費者向けの製品を中心とする事業から法人向け事業へとすでに戦略を転換している模様で、現在はマイクロソフトと提携して高いセキュリティーや本体の頑丈さなどを売りにした法人向け端末の事業化を検討しているところだということです。
情報元:Sankei.biz
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