ドコモはTizen OSを搭載したスマートフォンを年内にも発売する計画であることを明らかにしていますが、来年にはNECと富士通も対応端末を投入する予定であることがわかりました。
Sankei.bizの本日公開された記事によれば、ドコモはTizen OS搭載端末の第1弾としてサムスン製の端末を今年後半に発売するが、先日行われたMWCでは投入時期を表明しなかったNECと富士通も、来年後半には製品化する計画だということです。NECは主力ブランド「MEDIAS」ブランドで展開する計画で、富士通は主力機種での展開の可能性を示唆したとのこと。
Tizen OSはサムスンと米インテルを中心に、端末メーカーや通信キャリア計12社が開発に参画しているモバイル向けのOSです。日本の企業ではNTTドコモやNECカシオモバイルコミュニケーションズ、富士通、パナソニックモバイルコミュニケーションズなどが参加しています。
Androidと同じ「Linux」ベースのオープンソースOSですが、コードの改良やサービス展開の制限がなく、通信キャリアやメーカーによる独自機能・独自サービスをより盛り込み易いのが特徴とされています。KDDIが取り扱いを表明しているう米MozillaのFirefox OSと基本戦略は同じであり、AppleのiOS、GoogleのAndroidに対抗する“第3のモバイルOS”として注目を集めています。
情報元:Sankei.biz