新型シャープ製スマートフォンが今夏、各キャリアから発売されるかもしれないという話は以前からお伝えしてきましたが、どうやら少なくともNTTドコモから発売されるものについては「AQUOS」を冠する端末名称で発売されることになりそうです。ブログjuggly.cnさんの2011年夏モデル発表予想から情報を得ました。
アクオス(AQUOS)とは、シャープの液晶テレビを中心とした映像関連機器のブランド・シリーズ名称です。Androidスマートフォン登場前から「AQUOSケータイ」という従来型ケータイが存在していて、下の写真のように首が90度回転する形状と、AQUOSテレビで採用している「ASV液晶の技術」をモバイル用に最適化した「モバイルASV液晶」を搭載していることを特徴とした端末でした。
今夏発表される予定の端末にこのAQUOSの名前を付けたということは、この端末がSHARPにとって、とっておきの自信作であるということの証明であると思います。
以前収集した情報では、シャープはSH-12C、SH-13Cという2つのAndroidスマートフォンをNTTドコモ向けに投入する予定となっており、SH-12Cは背面にカメラを2基搭載し、3D動画撮影が可能な「フル3D」対応の端末だということでした。
また今回の情報元によるとそれに付け加え、SH-12CはOSにAndroid 2.3(Gingerbread)を搭載し、ディスプレイは4.2インチqHD(960×540)、SoCはMSM8255 1GHz、HDMIポート搭載、Bluetooth 3.0搭載、というスペック。SH-13Cは、同じくAndroid2.3(Gingerbread)を搭載し、そして需要の高い防水仕様だということです。
シャープはau、Softbankにも同様の端末の投入を予定していると噂されており、仮にいずれの端末にもAQUOSの名を冠する名前を与えるとすれば、シャープが今年の夏にかける思いは相当大きなものであるということが分かります。
正式発表が実に楽しみです。
- ドコモ向け未発表スマートフォン「P-07C」「SH-12C」と思われる端末の情報
- au向けシャープ製スマートフォン「IS11SH」、「IS12SH」の存在が明らかに
- Softbankの新型SHARP製スマートフォンの存在が明らかに
情報元:juggly.cn