2010年3月28日、ソフトバンクから同社初となるAndroid搭載機「HTC Desire」がリリースされると発表された。発売時期は今年4月下旬とのこと。もうすぐだ!
Androidネタに少しでも敏感な人なら、この筐体を見ればこれがNexus oneと限りなく近いものであることが一目でわかるはず。ソフトバンクからのAndroid搭載機は既に昨年11月にプレスリリースされており、そのときからNexus oneはソフトバンクから発売されるとの噂が立っていた。そこにきてこの発表はまさに期待通り、いやそれ以上の結果となったのではないだろうか。
気になるのは4月1日発売のXperia、そしてNexus oneとのスペック面での違い。早速簡単に表でまとめた。
Xperiaのサイズが若干大きい。先日のデモ体験で感じたのは、”片手での操作は不向き”だということ。割り切って両手で操作するようにした方が、逆にストレスになりにくいかもしれない。
操作ボタンは3機種で大きく異なる。ベースとなるのは「戻る」「ホーム」「メニュー」の物理ボタン。Xperiaではそれに加えカメラのシャッターボタンが独立して備わっている。Nexus oneは独特で、ディスプレイ下部のタッチセンサー式ボタンで「戻る」「ホーム」などの基本操作を行うことになる。噂ではかなり使いにくいとのこと。しかしHTC自慢のトラックボールが備わっており、こちらの操作性は好評。Desireは、物理3ボタンに、光学ジョイスティックが備わっている。トラックボールの光学式バージョンだということは察しがつくが、その操作感については試してみないことには何とも言えない。
OSはXperiaのみバージョン1.6。2.1では「マルチタッチ」、「Flash Lite 4.0」、「Google Earth for Android」など、機能面では2歩ほど先を行く。
ディスプレイはXperiaが最も大きい4.0フルワイドVGAを採用。パネルはTFTだが、有機ELが飛びぬけて綺麗というわけではないらしい。(黒は綺麗に見えるらしいが。)
カメラ機能については画素数や顔認証、物理シャッターボタンなど、Xperiaが一歩抜きん出ている。
RAMの差はマルチタスク処理のスムーズさに影響するらしい。Nexus oneやDesireの方が処理能力は高いということになるが、逆にXperiaは別途128MBのVRAMを搭載しているため、描画の性能は高いとのこと。あのデモ体験でのヌルヌル感はこれが理由だったのか。。。