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ソフトバンクから初のAndroid搭載機リリースの発表

2010年3月28日、ソフトバンクから同社初となるAndroid搭載機「HTC Desire」がリリースされると発表された。発売時期は今年4月下旬とのこと。もうすぐだ!

Androidネタに少しでも敏感な人なら、この筐体を見ればこれがNexus oneと限りなく近いものであることが一目でわかるはず。ソフトバンクからのAndroid搭載機は既に昨年11月にプレスリリースされており、そのときからNexus oneはソフトバンクから発売されるとの噂が立っていた。そこにきてこの発表はまさに期待通り、いやそれ以上の結果となったのではないだろうか。

気になるのは4月1日発売のXperia、そしてNexus oneとのスペック面での違い。早速簡単に表でまとめた。

機種名 XPERIA Nexus One HTC Desire
サイズ(高×幅×厚)mm 119.0×63.0×13.0 119.0×59.8×11.7 119.0×60.0×11.9
質量 139g 130g 135g
操作ボタン 物理3ボタン+カメラシャッターボタン タッチセンサー式4ボタン+トラックボール 物理3ボタン+光学ジョイスティック
OS Android 1.6 Android 2.1 Android 2.1
CPU動作周波数 1GHz 1GHz 1GHz
RAM 384MB 512MB 576MB
ROM 1024MB 512MB 512MB
画面方式 TFT液晶 有機EL(AMOLED) 有機EL(AMOLED)
画面サイズ 4.0インチ 3.7インチ 3.7インチ
カメラ画素数 810万画素 490万画素 500万画素
カメラ撮像素子 CMOS CMOS CMOS
カメラ機能 AF,顔検出 AF AF
フォトライト LED LED LED
電池パック容量 1500mAh 1400mAh 1400mAh
連続待受時間 300時間 250時間 360時間
Bluetoothバージョン 2.0+EDR 2.1+EDR 2.1+EDR

Xperiaのサイズが若干大きい。先日のデモ体験で感じたのは、”片手での操作は不向き”だということ。割り切って両手で操作するようにした方が、逆にストレスになりにくいかもしれない。

操作ボタンは3機種で大きく異なる。ベースとなるのは「戻る」「ホーム」「メニュー」の物理ボタン。Xperiaではそれに加えカメラのシャッターボタンが独立して備わっている。Nexus oneは独特で、ディスプレイ下部のタッチセンサー式ボタンで「戻る」「ホーム」などの基本操作を行うことになる。噂ではかなり使いにくいとのこと。しかしHTC自慢のトラックボールが備わっており、こちらの操作性は好評。Desireは、物理3ボタンに、光学ジョイスティックが備わっている。トラックボールの光学式バージョンだということは察しがつくが、その操作感については試してみないことには何とも言えない。

OSはXperiaのみバージョン1.6。2.1では「マルチタッチ」、「Flash Lite 4.0」、「Google Earth for Android」など、機能面では2歩ほど先を行く。

ディスプレイはXperiaが最も大きい4.0フルワイドVGAを採用。パネルはTFTだが、有機ELが飛びぬけて綺麗というわけではないらしい。(黒は綺麗に見えるらしいが。)

カメラ機能については画素数や顔認証、物理シャッターボタンなど、Xperiaが一歩抜きん出ている。

RAMの差はマルチタスク処理のスムーズさに影響するらしい。Nexus oneやDesireの方が処理能力は高いということになるが、逆にXperiaは別途128MBのVRAMを搭載しているため、描画の性能は高いとのこと。あのデモ体験でのヌルヌル感はこれが理由だったのか。。。