アマゾンは2月27日、同社製タブレット端末「Kindle Fire HD 8.9」の予約販売を開始したと発表しました。Amazon.co.jpのほか、エディオン、キタムラ、ケーズホールディングス、コジマ、上新電機、ソフマップ、ピーシーデポコーポレーション、ビックカメラをはじめとする小売店でも随時予約販売が開始されます。価格は16GBモデルが24,800円、32GBモデルが29,800円。Amazon.co.jpでは3月12日に出荷が開始されます。
Kindle Fireは、Androidをベースにアマゾンが独自にカスタマイズを施したタブレット端末です。アマゾンでの商品購入やデジタルコンテンツが簡単に利用できるよう設計されているほか、一部のAndroidアプリも利用できます。
Kindle Fireシリーズには現在、7インチで低価格の「Kindle Fire」と、同じく7インチでより高い性能を持つ「Kindle Fire HD」の2機種がありますが、今回発売される「Kindle Fire HD 8.9」はさらに上位のモデルとなり、8.9インチWUXGA（1920×1200）の大型・高精細ディスプレイや、より高性能なプロセッサを搭載します。
端末サイズは240×164×8.8mm。ディスプレイが大きくなるので縦横は7インチモデルよりも大型化しますが、厚さが8.8mmと大変スリムになります。重さはiPadよりも軽い567g。Wi-Fi、Bluetooth、microHDMI出力、フロントHDカメラ、デュアルステレオスピーカーなどをサポートし、10時間以上の連続使用が可能です。
スペック
- サイズ：240×164×8.8mm
- 重さ：567g
- ディスプレイ：8.9インチ液晶 WUXGA（1920×1200）
- CPU：1.5GHzデュアルコア（OMAP4470）
- RAM：1GB
- ROM：16GB/32GB
- 外部メモリー：非対応
- カメラ：フロントのみHDカメラ搭載
- 無線LAN：IEEE802.11 a/b/g/n（デュアルバンド＋デュアルアンテナ）
- Bluetooth：対応
- GPS：非対応
- 外部端子：microUSB、microHDMI、3.5mmオーディオジャック、ステレオスピーカー
- センサー：環境光センサー、アクセロメータ、ジャイロスコープ
- 連続動作：10時間
情報元：Amazon
