NVIDIAは2月19日、モバイル向けプロセッサの新モデル「Tegra 4i」の発表にあわせ、そのリファレンスプラットフォームとなる「Phoenix」を発表しました。
Tegra 4iは、先月発表されたTegra 4にLTEモデムを内蔵して他の仕様にも一部変更を加えたモデルです。モデムを統合したことによりチップのコストを抑えることができるため、Tegra 4iは低価格モデルが好まれる成長市場を含んだメインストリーム市場で活躍することが期待されています。
Tegra 4iのリファレンスプラットフォームとして発表された「Phoenix」は、こうしたメインストリーム市場でOEMメーカーが低価格でスマートフォンを設計できるよう提供されるものです。仕様としては、Tegra 4iプロセッサ、5インチフルHDディスプレイ、LTEモデム、8mm厚のボディーというもの。このデザインを元に各OEMメーカーは外装などを工夫したりして、低価格で自社製品を設計することが可能となります。
情報元:PC Watch