通信機器メーカーBlackBerryが日本でのスマートフォン販売から撤退する方針を固めたと日本経済新聞が報じました。日本語対応などの費用が見合わないと判断されたためです。
BlackBerryは手のひら大の本体にパソコンと同じ配列の小型キーボードを付けたのが特徴のスマートフォン。米国を中心に高い人気を誇っていましたが、iPhoneやAndroidに対抗できずに販売が急減。日本では2006年からNTTドコモが法人向けの取り扱いを始め、2008年から個人向けにも販売していましたが、一時5%程度あった販売シェアが最近では0.3%程度まで落ちていた模様です。
今後新機種の販売は見送られますが、既存顧客へのサポートは続けられるそうです。
※追記:BlackBerryが日本市場撤退を正式に発表しました。新OSを搭載したスマホを発売する計画は現時点ではないが、既存顧客のサポートは続けるとしています。
情報元:日本経済新聞