慶応大学の小池康博教授らが、液晶ディスプレイに組み込むだけで有機ELを超える画質を実現できるフィルムを開発。東洋紡が4月にもこれの量産を始めるそうです。
このフィルムを採用することで、見る角度によって色や明るさがばらつく今の液晶画面の欠点を解消でき、有機ELを超える画質を実現できるということです。また、スマートフォンやタブレットで採用すれば、トップ画像のようにサングラス越しでも画面が真っ暗にならず、鮮明な映像が見られるとのこと。さらに新フィルムの原料はペットボトルと同じ樹脂で安価で、今の液晶ディスプレイよりもコストを抑えられるそうです。
一部のパネルメーカーが評価し既に採用を決めているとのことで、近い将来、採用製品が登場する見込みです。あのアップルも関心を示しているらしい。
情報元:日経