ソニーは12月20日、タブレット端末「Sony Tablet S」「Sony Tablet P」に対し、システムアップデートの提供を開始しました。アップデートを実施することでソフトウェアバージョンが”Android 4.0.3(release5a)”となります。
”Android 4.0.3(release5a)”では、製品をより便利にするための複数の機能追加、改善が行われています。これにともない、不要となった機能/アプリは削除されています。
システムソフトウェアアップデートの主な内容
新規機能/アプリケーション
- ゲストモードの追加
- メディアプレイヤーアプリケーションの刷新(「WALKMAN」「アルバム」「ムービー」)
- ワイヤレスお出かけ転送への対応
- スモールアプリへ新たに「タイマー」「レコーダー」を追加、及びウィジェット対応(ウィジェットをスモールアプリとして利用可能)
- 「Xperia Link」アプリケーションの追加(Wi-Fiモデルのみ)
- 「リモコン」アプリケーションにマクロ機能の追加(Sony Tablet Sのみ)
- TOPICSなどの新しいウィジェットの追加
- 「Socialife」の追加(「Social Feed Reader Cloud」をすでにご利用いただいている場合は、「Socialife」に更新されます)
- 標準キーボードの入力言語の追加
– 日本語(手書き)、韓国語、アラビア語、タイ語、ギリシャ語- クリップボード機能の拡張
- 「YouTube」アプリケーションの追加(Sony Tablet Pのみ)
- リモコン及びスモールアプリのSDK(Software Development Kit)対応
新規デザイン
- ソニー製アプリケーションのアイコンデザインの変更
- 下記アプリケーションの名称変更
– 「Personal Space」→「 PlayMemories Online」
– 「Select App」→「Sony Select」- アプリケーショントレイ(画面右上の”Apps & Widgets”)の背景色が白から黒に変更
削除した機能/アプリケーション
- 「Favorites」アプリケーションの削除
- 「ビデオプレイヤー」「ミュージックプレイヤー」アプリケーションの削除
※ 引き続き、音楽・動画をお楽しみになる場合は「WALKMAN」「ムービー」アプリケーションをご使用ください- 「DLNA」アプリケーションの削除
※引き続き、メディアプレイヤーアプリケーション「WALKMAN」「アルバム」「ムービー」から、DLNA対応機器へアクセス可能- 「ギャラリー」アプリケーション内のスロー機能の削除
※ 「アルバム」アプリケーションから、写真やビデオのThrow(送信)が可能です- ホームスクリーン上に置かれている「ビデオプレイヤー」「ミュージックプレイヤー」のウィジェットの削除
改善される事象
- SDXCカードを差し込むと、SDXCカード内のデータが破損される
- SDXCカードが挿入されたカードリーダやデジタルカメラなどの外部機器を接続すると、SDXCカード内のデータが破損される(SonyTablet Sシリーズのみ)
対象製品は、Sony Tablet Sシリーズ「SGPT111JP/S・SGPT112JP/S・SGPT113JP/S」、およびSony Tablet Pシリーズ「SGPT211JP/S・SGPT213JP/H」です。
アップデートは本体設定から→の順に進むことで開始することができます。アップデートを行う際は、内部ストレージにアップデートファイルをダウンロードできるだけの空き容量が必要です。また、バッテリーの残量が50%以上あり、かつACアダプターを使用する必要があります。アップデートをすることによって、内部ストレージのデータが消去されることはありませんが、念のため事前のバックアップが推奨されています。
アップデートの内容や手順の詳細は、下記記載のページから確認することができます。
Android 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート(release5a)開始のお知らせ http://www.sony.jp/support/tablet/info2/20121220.html
※正式な発表がありましたので、内容を大幅に変更・追記しました。