10月10日に発売されたソフトバンクスマートフォン「STREAM 201HW」の製品レビューです。例によってAndroid総合情報サイト「Appcoming」様よりお貸し出しいただきました。
STREAM 201HWのレビュー記事一覧
第1回目となる今回は、開封~本体外観の感想をまとめます。
化粧箱はソフトバンクの標準的なもの。
「4G」の文字が確認できます。本機種はソフトバンクの高速モバイル通信「SoftBank 4G」に対応する初めてのスマートフォンとして発売されました。エリア内では下り最大76Mbps、上り最大10Mbpsでの高速通信が可能です。12月15日からはこれを活かしたテザリング機能も使えるようになります。
機種代金が安いのも本機種の特徴の1つで、新規で23,520円、機種変更でも30,720円となっています。ここから月月割による割り引きが入るので、実質負担金はどちらとも0円となります。
ちなみに毎月の料金は定額制のパケットプラン「パケットし放題フラット for 4G」が5,460円。ここに基本プラン「ホワイトプラン」の980円とインターネット接続サービス「S!ベーシックパック」315円が加わり、合計で6,755円となります。
同梱品は201HW本体、電池パック、USBケーブル、ACアダプタ、イヤホン、microSDカード(4GB)、保証書、マニュアル類です。電池パックとmicroSDカードは本体に装着済みです。
イヤホンはマイク&リモコン付きです。
201HW本体です。四隅が削れて丸みを帯びています。ディスプレイは4.3インチQHD(960×540ドット)Super AMOLED。
130万画素フロントカメラを搭載しています。
物理的なタッチセンサー式の操作キーを備えています。左から「戻る」「ホーム」「メニュー」です。タスク履歴のボタンは備わっていません。
背面も全体的に丸みを帯びています。おしりの部分がポコっと膨らんでいます。特に持ちやすさを考慮したというわけではないと思いますが、これのおかげで本体を横にして持った時に安定感があります。
カラーラインアップにはライトニングブラックとフレイムブラックがあり、今回試用しているのは前者です。グレーのラインが左右非対称に縦方向に走っていて、先進的なイメージです。つやがあります。一方、フレイムブラックは側面がオレンジ色で、背面がつや消しの黒となっています。
デュアルLEDフラッシュ付きの800万画素カメラを備えています。
左側面には電源ボタンとボリュームボタンがあります。突起も大きさも調度良く、非常に押しやすいです。
右側面にはUSBポートがあります。側面の中腹にUSBポートがあると、充電しながらポケットに入れるときなどにL字ケーブルでもない限り端子部分が邪魔になるので、個人的にはマイナスポイント。
上面にはオーディオジャックがあります。
底面には送話口があります。ストラップホールはありません。
実際に持ってみたところです。もともと幅65mmの手頃なサイズであることに加えて丸みを帯びたフォルムなので収まりはとても良いです。片手操作も苦ではないですね。重さは131gと普通クラスです。
側面はパーツは緩やかにカーブしていて、なかなかお洒落です。塗装も背面とは違って、マットで重厚感が感じられます。
バッテリーカバーを外したところです。バッテリー容量は1,930mAh。ほか、主要スペックはAndroid4.0、1.5GHzデュアルコアCPU(Qualcomm Snapdragon S4 MSM8960)、1GB RAM、8GB ROMという内容となっています。
・・・・
価格が安いことは関係なしに、質感もデザインも悪くなく満足できる内容です。手に持ちやすく操作がしやすいというのが良いですね。最近のハイスペック機はどれも大型ディスプレイを搭載して片手操作が厳しいですが、201HW程度のサイズなら片手操作も容易です。