サムスンが新型のモバイルアプリケーションプロセッサ「Exynos5400シリーズ」を今年の年末から量産する計画だと、業界関係者からの話として韓国メディアが伝えています。来年の第1四半期に発売されることが予想される次期ギャラクシースマートフォン、つまりGalaxy S4(Galaxy S IV)にこのプロセッサが初採用される可能性があるとのこと。
新型プロセッサの開発コードネームは「アドニス(Adonis)」。サムスンはしばしばギリシャ神話に登場する人物の名前をコードネームとして使いますが、今回の”アドニス”も低消費電力を強調すべく神話に出てくる美少年の名からとられています。
同プロセッサはARM Cortex-A15ベースの4コアCPUを採用し、既存の32nm HKMGプロセスで製造されたExynos5250と比較すると、CPUコア数が2から4コアとなるほか、製造プロセスが28nmに微細化。さらにGPUもより高性能なものに置き換えられ、全体的な性能向上と、さらなる低消費電力化が見込まれるということです。
情報元:デジタルデイリー