これまでXperiaスマートフォン・タブレット向けに提供されてきたソニーの電子書籍アプリ「Reader」が、10月11日のバージョンアップによって他社Android端末でも利用することができるようになりました。
これに伴い、しおりやハイライトなどの情報をほかの端末と共有する機能の追加や、購入した書籍のSNS共有機能の追加、メモリー消費の低減といった複数の更新も行われています。
更新内容
- お好みの本棚(コレクション)を作成できるようになりました。
- 同じタイトル、著者、ジャンル、出版社の場合に自動でまとめて表示する機能に対応。
- 際の本のようなページめくりを含む多彩なアニメーションページめくりに対応。
- 最後に読んだページ位置やブックマーク(しおり)、ハイライトなどの情報を他の端末と共有できます。
- 購入した書籍について書名や書影を添えて”Twitter”と”Facebook”に投稿することができます。
- 機内モード時のWi-Fi接続の動作を改善しました。
- アプリ内から直接”Reader Store”にアクセスできるようになりました。
- フォントサイズ設定に以前のバージョンより更に小さいサイズを用意しました。
- 小説をスマートフォンで閲覧する際の周辺余白を調整し、より多くの文字を表示できるようにしました。
- 本体メモリー領域をなるべく消費しないように改善しました。
動作環境はAndroid2.3以上、512MB以上のRAM(1GB推奨)を搭載した端末で、本体メモリーに30MB以上の空き容量が必要です。
PlayStation Vita向けアプリ「Reader for PlayStation Vita」の提供も開始されています。PS Vitaで約3,300冊(サービス開始時点)の書籍を購入・閲覧可能となりました。タッチパネルに加えボタン操作にも対応しています。
情報元:Sony