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Android向けFirefox 16の正式版が登場、ページをテキストのみの表示にする「リーダーモード」機能を追加、リモートワイプハックへの対応も

Mozillaは8月28日、Android向けFirefoxの最新版となる「バージョン16.0」を、Google Playストアで公開しました。

バージョン16では、新たに「リーダーモード」が実装されています。リーダーモードでは画像や広告などの要素を排除し、またフォントのサイズも標準化され、純粋なテキストのみの表示に再構築して表示されます。これにより、ページを高速で表示することができ、さらに記事も読みやすくなります。

リーダーモードではさらに、画面下にアクティブメニューが表示され、背景色やテキストサイズを変更して表示をカスタマイズしたり、リーダーモード化した記事を蓄積(リーディング機能)したり、外部アプリと共有したりすることができるようになっています。

リーダーモードに対応したWEBページではアドレスバーの右側に専用のアイコンが出現し、それをタップすることでリーダーモードに移行することができます。

このほか、「Firefox Sync」を通じてタブを他のデスクトップまたはモバイルデバイスに送信する「共有」メニューの追加、および先日指摘されたAndroidOSのリモートワイプハックへの対策として、携帯端末データを削除するよう書かれた悪意のある「tel: URL」を開かれないように改善されています。

情報元:Mozilla