ソニーは9月20日、Android搭載ウォークマンの新製品「NW-F800シリーズ」を国内で発売すると発表しました。全国の販売店にて10月4日(木)より予約受付が随時開始され、10月20日(土)に発売されます。市場想定価格は16Gモデルが20,000円前後、32GBモデルが25,000円前後、64GBモデルが35,000円前後となっています。
ウォークマン「NW-F800シリーズ」は、OSにAndroid4.0を採用したポータブル音楽プレイヤーです。Android搭載ウォークマンは昨年12月に「Z1000シリーズ」が発売されていますが、F800シリーズは3.5インチディスプレイを搭載した小型モデルとなります。音楽再生はもちろんのこと、通信機能としてWi-FiとBluetoothをサポートしており、WEBサイト閲覧やメール確認、静止画・動画視聴、その他Google Playの各種Androidアプリが利用できます。また、音楽ダウンロードサイト「mora」での楽曲購入や、クラウドベースの定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」も利用することができます。
オーディオ機能として、高音質化技術「デジタルノイズキャンセリング機能」やフルデジタルアンプ「S-Master MX」などソニー独自の高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」に加え、「クリアフェーズ」ヘッドホンを搭載。“ウォークマン”最高クラスの高音質が謳われています。また、独自の音楽再生アプリケーション「W.ミュージック」や、ボタンを押すだけで音楽再生の基本操作ができる「W.ボタン」を搭載しています。
基本スペックは、Android4.0 ICS、Tegra2 1.0GHzデュアルコアCPU、512MB RAM、16GB/32GB/64GB ROM、3.5インチWVGA(800×480)液晶という内容。電池持続時間は音楽再生時:25時間、ビデオ再生時:5時間。対応フォーマットはMP3、WMA(非DRM)、AAC―LC(非DRM)、HE-AAC、Linear PCM、FLAC。端末サイズは約56.8×約114.5×約8.9mm。重さは約100g。カラーはビビッドピンク、ブルー、ホワイト、ライトピンク、ブラックの5色となっています。ソニーストア限定カラー「ガンメタリックシルバー(38,000円前後)」も発売される予定です。
単体販売だけではなく、スピーカーやBluetoothヘッドホンを付属したシリーズも用意されています。
「F800Kシリーズ」は、専用スピーカーを付属したモデル。ウォークマンを設置して再生および本体の充電が行えます。重さは161gと軽量。価格は16GBモデルが23,000円前後、32GBモデルが28,000円前後。
「F800BTシリーズ」は、Bluetoothヘッドホンを付属したモデルです。Bluetooth通信でワイヤレス操作が可能です。また、周囲の騒音をカットする「ノイズキャンセリング機能」や、バッテリーをウォークマン側のバッテリーと共有する「おすそわけ充電」などの便利機能を備えています。価格は16GBモデルが26,000円前後。
このほか、ケースや保護フィルム、専用スタンドなどのアクセサリーも同時に発売されます。
情報元:ソニー