HTC、Windows Phone 8搭載スマートフォン「Windows Phone 8X」と「Windows Phone 8S」を発表

HTCは現地時間9月19日、米国ニューヨークにてプレスカンファレンスを開催し、マイクロソフトのモバイル向け最新OS「Windwos Phone 8」を搭載したスマートフォン「Windows Phone 8X」と「Windows Phone 8S」の2機種発表しました。米国、オーストラリア、欧州、アジアなどの50カ国150以上のキャリアを通じて11月に発売されます。

どちらもWindows Phoneのライブタイルを象徴するデザインが採用され、マットな質感と豊富なカラーバリエーションを特徴としています。また機能面では、Beats Audioによる”スタジオクオリティー”のサウンドや、高機能・高性能なカメラがアピールされています。

「Windows Phone 8X」は、4.3インチディスプレイを搭載する上位モデルです。画面解像度は1280×720ピクセル（HD）で、高精彩・低反射のSuper LCD2や、より強度が増し薄型化に貢献する強化ガラス「ゴリラガラス2」が採用されています。

カメラは背面に800万画素裏面照射型CMOSセンサー、f値2.0/28mm広角レンズ、HTCオリジナルのイメージングチップを採用。前面には1080pフルHD動画撮影や88°のウルトラワイドアングル撮影に対応した120万画素CMOSセンサーを備えています。本体側面にはカメラの物理的なシャッターボタンを備え、画面がロックされている状態からでもスピーディーかつ簡単に撮影することが可能です。

CPUは1.5GHzデュアルコア（Qualcomm Snapdragon S4）。メモリーはRAMが1GBでROMが16GB。通信機能としてWi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n、Bluetooth2.1+EDR、NFC、GSM/GPRS/EDGE、HSPA/WCDMAに対応します。バッテリー容量は1,800mAh。端末サイズは132.35×66.2×10.12 mm、重さは130g。カラーはCalifornia Blue、Graphite Black、Flame Red、Limelight Yellowの4色となっています。

Windows Phone 8Sは4.0インチディスプレイを搭載するミドルレンジなモデル。解像度は800×480ピクセル（WVGA）で、Super LCDを採用します。カメラはf値2.8/35mmレンズ、500万画素センサーを採用。CPUは1.0GHzデュアルコア（Snapdragon S4）で、メモリーはRAMが512MB、ROMが16GB。microSDカードもサポートします。通信機能としてWi-Fi IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth2.1+EDR、GSM/GPRS/EDGE、HSPA/WCDMAに対応。バッテリー容量は1,700mAh。端末サイズは120.5×63×10.28mm、重さは113g。カラーはDomino Black-White、Fiesta Red、Atlantic Blue、High-Rise Gray-Yellowの4色となっています。