先日ソニーエリクソン公式ブログにて、Xperia arcの先代であるXperia X10がAndroid2.3へのアップデートを予定していることが明らかにされました。
一応これはXperia X10に対するものであって国内で発売されたSO-01Bについてはアップデートされるという情報は未だ無いのですが、仮にSo-1Bにもアップデートが提供されることになった場合、SO-01BからXperia arc(SO-01C)へ乗り換えた人たちはこれに対してどのような免疫を作っておけば精神的に耐えられるのかを考えてみました。
そもそも何故こんなことを考えたかと言えば、Xperia X10からarcへの進化点として最も大きかったのがOSのバージョンの違いだったからです。arc発売前までX10はAndroid2.1までしかアップデートされないと言われていましたので、Android2.3を搭載するarcとはとても大きな差があるように感じられました。ハードウェア的にも確かに進化していますが、世界的に見ればデュアルコアCPUや高性能なGPUを搭載した端末がすでにリリースされていますので、X10から劇的に変化したとは言いにくいものがあります。
要するに今回のX10がAndroid2.3へアップデートされるという報告は、現SO-01Bユーザーからしてみれば垂涎の事柄であり、逆にSO-01BからXperia arc(SO-01C)へ乗り替えた人達からすれば「あまり面白くない」事柄であったと言えると思います。
さて、ここからが免疫の話ですが、X10のAndroid2.3アップデートの話と同時に、Android2.3がXperia X10へのアップデートとしては最後になることも公式ブログで明らかにしています。ですからX10にAndroid2.3超のバージョンが降ってくることは今後期待できません。
対してXperia arcはAndroid2.3が始まりです。今後Android2.4、ないしは次期バージョンであるスマートフォン向けHoneycombへのアップデートも予定されていると言います。免疫を作っておくには、この差を強く認識しておくべきだと私は思います。
端末デザインについてはXperia arcは確かに素晴らしいと思いますが、個人差もありますので強張すべきではないと思います。しかしスペックを向上させながらも縦横の寸法を大きく変えずにこの薄さを実現できたことや、重量を軽くできた点はX10から大きく進化した点と言えると思います。
他にもXperia arcの魅力はまだまだあると思いますが、結局は使う人自信がXperia arcに何を見出してどのように使っていくかで価値が変わってきますので、他者の意見に躍らされること無く自分の感性を信じて邁進するのが精神衛生上好ましいのではないかと思いました。