9月に新型スマートフォン「G」と「Optimus Vu II」の2製品を発売する予定のLG電子ですが、年末にはフルHD(1920×1080ドット)のディスプレイを搭載したスマートフォンを発売する計画のようです。
ZDNet Koreaによれば、LGディスプレイのモバイル開発グループ常務が、「年末に世界初フルHDスマートフォンで勝負する」と語ったとのこと。この機種には622万画素、440ppiを実現する1920×1080フルHD IPS液晶が実装されるそうです。
また、新型スマートフォン「G」で実装されるカバーガラス一体型タッチパネル「G2 Touch Hybrid」も適用されるとのことで、非常に高性能なディスプレイが搭載されることになります。紙の書籍を読むように画面が鮮明で、フルHD TVと比べても遜色がないのだとか。
LGはこのディスプレイを当初、新型スマートフォン「G」に実装する計画で話を進めていたそうですが、年末商戦の戦略とディスプレイの生産スケジュールなどを考慮し、次期モデルまで見送ったということです。
なお、フルHDディスプレイを搭載したスマートフォンを開発しているのは何もLGだけではありません。サムスンもシャープから供給を受けて開発しているということですし、HTCも9月~10月に「DLX」で知られるスマートフォンを発売する計画だと伝えられています。
今後のフラグシップ級モデルのトレンドには確実に「5インチFHDディスプレイの搭載」が絡んできそうです。
情報元:ZDNet Korea