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”サファイアガラス”がスマホの強化ガラスの代替になる可能性―、アップルが調達に向け動いているらしい

アップルが”サファイアガラス”を自社製品の材料として使用するために、日本や韓国など、世界のサファイアメーカーに供給を打診しているたことが分かったそうです。アップルは”サファイアガラス”をスマートフォン強化ガラスの代替材料として採用する可能性があります。

サファイアは強度が高いのが特徴で、外部からの衝撃に対する圧縮応力が強化ガラスと比較 して数倍高く、また、擦りあわせた時に出来る表面のキズも強化ガラスよりも付き難いとされています。光透過性も良く、液晶やOLEDなどのディスプレイの性能を最大限に発揮させることが可能とのこと。

問題はサファイアがガラスよりも高価である点ですが、品質を少しだけ下げても十分な競争力を確保できるだろうと予想されています。また、現在LEDの業況不振にサファイアメーカーの工場稼働率が50%を下回る状況であり、大規模な量産物量を確保することで価格を下げることができる可能性もあります。

アップルが仮にサファイアガラスを将来のiPhone/iPadの材料として採用するようなことがあれば、関連する市場に大きな変化を及ぼすことが予想されます。

情報元:ETnews