Galaxy S IIIの発表と同時に披露されたワイヤレス充電キットですが、発売が今年の年末、あるいは来年年始まで延期されたようです。韓国メディアETnewsが関係者からの情報として伝えています。
Galaxy S III用のワイヤレス充電器は、国際標準規格”Qi”でも採用されている「電磁誘導方式」ではなく、「共振方式」を採用しています。電磁誘導方式に比べ電力伝達距離が長く、充電器との距離が1~2m離れていても充電可能という特徴を持っていますが、一方で電力伝送効率が外部環境の影響に左右されやすいという欠点を持っています。今回、この伝送効率をさらに高めるための研究開発を進めるべく、発売が延期されることになったということです。
なお、延期する代わりに、電磁誘導方式によるワイヤレス充電キットをまずは販売し、ワイヤレス充電の需要に対応する計画であるとも伝えています。Qi準拠の製品になるかは不明ですが、新たな付加機能も追加し、既製品との差別化が図られているそうです。
また、この電磁誘導方式を採用したワイヤレス充電は、今月末に発表される見込みのGalaxy Note IIをはじめ、下半期の同社スマートフォン新製品に採用される可能性が高いそうです。
ドコモのGalaxy S III SC-06Dに対応した製品も是非販売して欲しいですね。
情報元:ETnews