LG電子副社長が7月25日に行われた実績説明会の中で「第3四半期末(9月末)か第4四半期初め(10月初め)にクワッドコアCPUを搭載したLTE対応スマートフォンを発売するだろう」と述べました。クアッドコアCPU搭載モデルの存在と発売時期について公に語ったのはこれが初めてのことだと思います。
韓国メディアによれば、この機種にはクアッドコアCPUを搭載した「Snapdrason S4 Pro」というチップが採用されるそうです。最近よく話題になる「APQ8064」のことであると推測できます。1.5GHz動作のクアッドコアCPUと、同じく4コアのGPU「Adreno320」を搭載するQualcomm社の次期プロセッサです。
過去にLGがクアッドコアCPUや2GB RAM、1,300万画素カメラなどを搭載した「LG-F180」というモデル名のスマートフォンを開発しているようだという報道がありましたが、今回のものが恐らくこれに該当するものと思われます。
おもしろいのはここから先で、同じ席でLG電子社長が、「クアッドコアLTEのスマートフォンを中心とした”プレミアムモデル”を北米や日本の通信事業者からも発売する」と述べたそうです。先日、「L-01E」という型番のドコモ向けのLG製端末の存在が確認されていますが、これが該当する可能性があります。今年の秋・冬モデルとして発売されることになりそうです。
余談ですが、LGは直近でタブレット端末の開発の予定が無いことも明らかにしています。その分、Optimus Vuのような5インチ台のスマートフォンの開発にリソースを充てるそうです。
情報元:MoneyToday