ソフトバンクは本日7月25日より、”プラチナバンド”と呼ばれる900MHz帯の周波数を使った携帯電話向けサービスを開始しました。
プラチナバンドは、電波が遠くまで届きやすく、建物などの障害物をある程度迂回して伝わるといった性質を持つため、携帯無線通信に適した周波数帯域と言われています。このため、プラチナバンドを使ったサービスが開始されることで、提供エリア内での電波状況が改善される可能性があります。
しかし、サービス開始当初は900MHz帯に対応した基地局の数は全体の数%で、人口カバー率はわずか3%。今年の年末までにようやく22.2%に広がり、90%を超えるのは14年まで待たなければならない(ITmediaより引用)とのことで、多くの人がサービスを利用できるまでにはまだ時間がかかりそうです。
なお、プラチナバンドを利用するためには、機種がこれに対応している必要もあります。現時点での対応製品は以下のとおり。これら機種であれば別途お申し込みや設定などは不要で、プラチナバンドでの通話・通信が利用できます。
- iPhone 4S
- iPhone 4
- 新しいiPad
- iPad 2
- PANTONE 5 107SH
- AQUOS PHONE Xx 106SH
- ARROWS A 101F
- AQUOS PHONE 102SH II
- THE PREMIUM9 WATERPROOF 109SH
- COLOR LIFE3 103P
- かんたん携帯 108SH
- PANTONE 4 105SH
- HTC Desire HD 001HT
- HTC Desire X06HT II
- HTC Desire X06HT
- Touch Pro X05HT
- Touch Diamond X04HT
サービスエリア | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/service_area/
プラチナバンド 特設サイト | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/special/platinum_bands/