以前、次期”Nexusスマートフォン”は最大5つのメーカーが開発し、複数機種が発売されるとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じましたが、この開発メーカーの中に、少なくともLG電子は含まれていないことがわかりました。韓国メディアmoneytodayが伝えています。
報道された当初、開発に参加するメーカーはサムスン、HTC、モトローラ、ソニー、LGの5社だろうと予想されていましたが、今回の報道ではLGはこれに含まれないことが分かったとのことです。WSJの報道のとおり複数メーカーが開発するのであれば、開発メーカーであることの意味は以前ほど大きな意味を持ちませんが、逆に「製造メーカーに選ばれない」ということがマイナスの影響を及ぼす可能性があるとして、LGのモバイル事業の業績低迷が懸念されています。
市場調査会社ガートナーによると、2012年第1四半期の全世界のスマートフォン販売台数で、LG電子は8位となっています。ソニーや中国のファーウェイよりも下位です。また、昨年、 ”RAZR”以降の製品を出していないモトローラと、中国ZTEとの差も大差がなく、いつ10位圏外に転落するかわからない状況となっています。
さて、Nexus開発メーカーが5社であるとすると、残されたポストにどのメーカーが食い込むことになるのでしょうか。中国企業が最低でも1社含まれるような予感がします。
情報元:moneytoday