ソニーが同社直販サイトで、「Sony Tablet S(32GB Wi-Fiモデル)」の価格を大幅値下げしました。これに伴い量販店など他のショップでも大幅なプライスダウンがみられ、16GBモデルでは最安値で一時23,300円(価格.comの価格情報を参照)を記録しています。
32GBモデル(Wi-Fi)でも同様の変化が起きており、7月4日以前は最安値で35,000円程度であったのに対し、5日以降は約28,000円まで値下がりしています。これは同等スペックを持つASUSやAcer製のタブレット製品とほぼ同じ価格帯であり、ここに来て一気に買いやすさが増しました。
なお、ソニーは今回、直販サイトでの16GBモデルの取り扱いを終了しています。一般店舗での取り扱いも終了に向かうと思われ、同モデルに限り今後は価格が横ばいになることが予想されます。
Sony Tablet Sは、9.4インチWXGA(1280×800)ディスプレイを搭載したストレートタイプのAndroidタブレットです。3G対応モデルとWi-Fiモデルの2タイプが存在します。SoCはNVIDIA Tegra2で、CPUは1GHzデュアルコア。ROMは16GBと32GBの2モデルが存在。重さは約600g。雑誌を折り返したようなユニークなデザインが採用されており、これによって片手で持った時の”重さ”を軽減することに成功しています。発売当初はAndroid3.1 Honeycombが搭載されていましたが、現在ではAndroid4.0 Ice Cream Sandwichにアップグレードされています。