先日レビューしたELECOM製Xperia arc用ハードケース「PD-SOX2PVRD」の、実機装着後のレビューを行います。
装着前の感想と相違があったりしますので、前回の記事をご閲覧くださった方は是非ご覧ください。
装着前のレビューや同梱品を確認になりたい場合は前回の記事をご覧ください。ただし、製品の評価は今回のレビューを優先します。
このケースも薄く軽く、しかも端末にジャストフィットして存在感を感じさせません。
カメラ部分です。レンズとLEDライト用の穴がひとつになっているタイプです。シンプルなデザインで良いと思います。
上面はがばっと開いています。小さな電源ボタンも直に押せて操作性が損なわれませんし、HDMIのジャックカバーも開けにくくなるようなことはありません。
底面もはやり開いています。別段悪くありませんが、端末を机の上に置いて両手で操作するような場合、底面まで保護されるタイプのケースの方が保護力が高くて良いと思います。しかしシンプルではあります。
オーディオジャック部分です。大きめに穴が開けられていますのでプラグとの干渉を心配する必要はなさそうです。
microUSB、ボリュームボタン、着信ランプ部分です。着信ランプが完全に隠れてしまっています。前回のレビューでも穴の高さが足りない気がすると書きましたが、まさか本当に被ってしまうとは思いませんでした。完全な設計ミスだと思います。
それとボリュームボタンもかなり押しにくいです。端末背面に向かって大きく開けている形状が災いし、片手での操作時に親指でボタンを押そうとすると力が背面側に逃げてしまい、思うようにボタンを押すことができません。文章でお伝えするのが難しいですが、とにかく私は押しにくいと感じました。
microUSB部分についてはケーブルとの干渉もなく悪くありません。
カメラ部分も悪くありません。ただ、これは恐らくどのケースを使っても同じですが、決して押しやすくはありません。Xperia arc本体側の問題だと思われます。ボタンの押しやすさを追求するのであれば、ケースを付けないのがベストです。
総評
「惜しい」・・・、この一言に尽きると思います。
形状は薄くて軽く、造りやデザインもとても良いと思います。
がしかし、着信ランプが隠れてしまうところはいただけません。完全なる設計ミス、あるいはそうでないとすれば、それに対応できない技術力の低さを疑います。
液晶保護フィルムも付いて何故か初回から44%OFFの1,051円で売られているところを見ると、なんだか確信犯のような気もしてきます。
ただし、これが気にならないのであればコストパフォーマンスも高いので悪くはないと思います。