マイクロソフトがWindows RT / Windows 8 Pro搭載の独自タブレット「Surface」を発表しました。
OSとしてWindows RTを採用するモデルと、Windows 8 Proを採用するモデルの2種類が用意されます。Windows RT版はCPUにARM系のCPU(Tegra?)を搭載します。一方、Windows 8 Pro版にはインテルCoreプロセッサを搭載します。
ディスプレイサイズはどちらも10.6インチ。解像度は異なり、Windows RT版はHD(1280×720)、Windows 8 Pro版がFull HD(1920×1080)となります。この他、内蔵ストレージの容量や、本体サイズ・重量にも大きな違いが持たされています。(詳細スペックは記事最下部に掲載)
タブレット本体の背面にはスタンドが内蔵されていて、卓上に容易に置くことができるようになっています。
上の画像の赤い物体は、オプションとして用意されるキーボード兼カバーです。マグネットでタブレット本体に装着できるようになっており、開いた時にはキーボードとして使え、閉じた時にはディスプレイの保護カバーとして機能します。
このキーボード一体型カバーには「Touch Cover」と「Type Cover」の2種類が用意されます。「Touch Cover」は厚さ約3mmの薄型タイプで、感圧式タッチ入力が可能となっています。一方「Type Cover」は一般的な物理キーを備えるタイプで、より快適な入力が可能としています。厚さは約5mmです。
「Surface」の価格は、Windows RT版がAndroidタブレットなどの他のARM搭載タブレットと同程度で、Windows 8 Pro版が同スペックのUltrabookと同程度になる見込みです。発売時期は、Windows RT版がWindows 8の発売と同時、Windows 8 Pro版はその後90日後と案内されています。
動画
スペック
Surface for Windows RT
- 本体サイズ:厚さ9.3mm
- 重さ:696g
- ディスプレイ:10.6インチ HD(1280×720) ClearType
- OS:Windows RT
- CPU:ARM系プロセッサ
- 内蔵ストレージ:32GB/64GB
- 外部インターフェース:microSD、USB2.0、Micro HD Video、2×2MIMOアンテナ
- ペン入力:-
Surface for Windows 8 Pro
- 本体サイズ:厚さ13.5mm
- 重さ:903g
- ディスプレイ:10.6インチ FHD(1920×1080) ClearType
- OS:Windows 8 Pro
- CPU:第3世代Intel Core(Ivy Bridge)
- 内蔵ストレージ:64GB/128GB
- 外部インターフェース:microSDXC、USB3.0、mini Displayport Video、2×2MIMOアンテナ
- ペン入力:対応(本体に内蔵可)
Surface by Microsoft
http://www.microsoft.com/surface/en/us/default.aspx
情報元:Microsoft