auの2012年夏モデルスマートフォン「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」に触れてきました。
動画を撮影してきたので御覧ください。
外観
動作
本体デザインについては賛否両論あるようですが、私はすっきりとしたシンプルな形状は良いと思いました。上も下もベゼル(ディスプレイ周りの枠)が狭いところが特徴的で、先進的なイメージを受けます。余談ですがどことなくOptimus X IS11LGに似ています。
動作については、同等スペックを有する他の機種と比べても遜色のないくらいに十分に高速だと感じました。ただし調整不足なのか、フリーズしてしまったり一部の操作においてカクカクともたつくことがあったりと、安定性の面でやや不安が残りました。
UIは独特です。「Feel UX」という独自UIが採用されていて、ホーム画面の構成や操作キーが一般的なAndroidのものとは大きく異なっています。
ホーム画面は「アプリ」「ウィジェット」「ショートカット」の3ページで構成されていて、左右にスワイプすることでページを切り替えることができます。各ページは縦スクロールで展開していく形。去年発売されたiida INFOBAR A01やC01の「iida UI」の考え方がベースになっていると推測されます。
メニューは、ホーム画面の各ページで、下にスワイプすると表示できます。これもかなり独特。
ナビゲーション部分も個性的で、状況に応じて表示内容が変化します。ホームにいるときには「電話」や「メール」といったボタンが表示され、アプリを起動すると今度は「戻る」や「ホーム」といった操作キーに切り替わります。操作領域を統一して操作を単純化したいという狙いだと思われます。
UIは全体的にシンプルな構成で良いとは思いますが、ひとつ残念なのは選択肢が与えられていないということです。本モデルにはホームアプリが独自の「3ラインホーム」しか組み込まれておらず、Androidの一般的なスタイルのホームアプリは用意されていません。Androidのインターフェースに慣れているユーザーが乗り換えることなどを考えると、やはり標準スタイルのメーカー純正ホームアプリも是非用意しておいて欲しいところです。
発売までに改善されていると嬉しいです。