サムスンは現在開催されているCTIA Wireless 2011にて、8.9インチディスプレイのアンドロイド搭載タブレット「Galaxy Tab 8.9」を正式発表しました。また、先月発表されたGalaxy Tab10.1の新モデルも同時に発表しました。
Galaxy Tab 8.9は、かねてより発表が噂されていたGalaxy Tabシリーズの第3弾となる製品で、これまでのラインナップには無かった8.9インチサイズのディスプレイを備えています。解像度はWXGA(1280×800)。
NTTドコモからも販売されているGalaxy Tabが7インチ、そして先月発表されたGalaxy Tab10.1が10.1インチとなりますので、ちょうどその間を埋めた形になります。
最新のAndroid3.0(Honeycom)、1GHzデュアルコアCPU、300万画素リアカメラに200万画素フロントカメラを搭載します。また、下り最大21Mbpsでの高速通信が可能な、「HSPA+」にも対応しています。
UIはHoneycom標準のものではなく、Galaxy S2にも搭載されているサムスンオリジナルUI「TouchWiz4.0」をさらにHoneycom用に最適化したものが搭載されるようです。
価格はWi-Fiオンリー16GBモデルで$469、32GBモデルで$569。今夏、米国で発売されます。
その他のスペックは以下のとおりです。
- 製品名:Galaxy Tab 8.9(GT-P7300)
- サイズ:230.9 × 157.8 × 8.6(mm)
- 質量:約470(g)
- OS:Android 3.0(Honeycomb)
- CPU:1GHzデュアルコア
- RAM:1GB
- ROM:16GB/32GB/64GB
- 外部メモリ:microSD最大2GB/microSDHC最大32GB
- ディスプレイ:約8.9インチWXGA(1280×800)、TFT液晶、16777216色
- メインカメラ:約300万画素CMOS(LEDライト)
- サブカメラ:約200万画素CMOS
- USB通信:2.0
- Bluetooth通信:Bluetooth 3.0
- 無線LAN通信:Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5.xGHz)
- 電池容量:6000mAh
また、先月発表されたGalaxy Tab10.1の新型モデルも同時に発表されました。
前回発表時よりも厚さが10.9mmから8.6mmへと薄くなり、重量も599gから595gへと軽量化が図られています。
価格はWi-Fiオンリー16GBモデルで$499、同32GBモデルで$599。発売日は8月6日とのことです。
- 製品名:Galaxy Tab 10.1
- サイズ:256.6 × 172.9 × 8.6(mm)
- 質量:約595(g)
- OS:Android 3.0(Honeycomb)
- CPU:1GHzデュアルコア
- RAM:1GB
- ROM:16GB/32GB/64GB
- 外部メモリ:microSD最大2GB/microSDHC最大32GB
- ディスプレイ:約10.1インチWXGA(1280×800)、TFT液晶、16777216色
- メインカメラ:約300万画素CMOS(LEDライト)
- サブカメラ:約200万画素CMOS
- USB通信:2.0
- Bluetooth通信:Bluetooth 2.1
- 無線LAN通信:Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5.xGHz)
- 電池容量:6800mAh