※実機へ装着後のレビューがありますので、そちらをご覧ください。本記事での感想と大きな相違があります。
ELECOMのXperia arc用ハードケース「PD-SOX2PVRD」のレビューです。
素材はハードケースで一般的に使われるポリカーボネートです。
同梱品は、ケース本体のほか、液晶保護フィルムも付いてます。
背面です。これも軽くて非常に薄いです。ただ、単純な重量だけでいえばレイ・アウトのハードケースの方が1~2g程度軽いです。薄さは互角だと思います。
表面はつるつるしていています。もちろん本体デザインにあわせて弧を描いた形状をしています。
上面です。やっぱりハードケースでは上面をカバーしないのが一般的のようです。microHDMIのジャックカバーに干渉しないように凸型に作られています。
底面です。ELECOM製のハードケースでは底面はカバーされないようです。上面も同じですが、四隅のカバー力は低いと思います。レイ・アウト製の方がしっかり四隅まで行き届いています。その分、スタイリッシュさという点ではELECOM製の方がすっきりして見えます。
カメラ部分です。ソフトケースと同じでカメラレンズ部分とLEDライト部分が一緒になっているタイプです。ここから本体が少し垣間見えて、おしゃれに見えると思います。私的には穴が2つ開いているタイプよりもデザイン性が高いと感じます。
3.5mmオーディオジャック部分です。輪郭が分かりにくいですが、上に向かって少し余裕を持たせて穴が開けられているので、これもやはり本体側のジャックカバーとの干渉を防ぐための設計だと思われます。
microUSBポート、ボリュームボタン部分です。大胆に穴が開けられている分、切り口はシンプルです。着信ランプのためのスペースの取り方が他のケースに比べて少ないように見えますが、まあかぶってしまうことはないでしょう。恐らく。
カメラのシャッターボタン部分です。
内側です。中央の窪みは何だろうなと思っていましたが、ここにソニエリのエンブレムが来るんですね。端末にかなり密着するように作られているのか、あるいはエンブレムとぶつかって傷ができてしまうのを防止しているのか。いずれにしろ他メーカーには無い工夫が施されています。
総評
各切り口が画数が少なくシンプルにとられていますので、とてもスタイリッシュに見えます。それでいて、ジャックカバーやエンブレムに干渉しないように細かい部分にも気が行き届いた設計です。
薄さ・軽さの面でも申し分ないレベルだと思います。ただし、単純な重量で言えばレイ・アウト製ハードケースのほうが1~2g軽いです。
ひとつ残念な点をあげるとすれば、端末の四隅のカバー力が低そうな点です。もうちょっと角に回りこむような形状であれば、落とした時でも安心なのに・・・、と感じました。落とした時に一番衝撃を受けるのは接地面積の少ない角ですからね。スタイリッシュさを取るか堅牢さを取るか、あとは価値観の問題だと思います。
あと何故か分かりませんが初めから大幅値下げされていて1,000円ちょっとで購入できます(2011/03/21現在)。この安さで保護フィルムも付いているのですからかなりお得です。
質良し、価格良し、全体的にパフォーマンスの高い良い製品だと思います。