ソニー・モバイルは5月9日、Xperiaスマートフォンの新モデル「Xperia GX」と「Xperia SX」の2機種を発表しました。日本で今年の夏以降、発売されます。
「Xperia GX」は、これまでコードネーム「Hayabusa」として知られてきた機種で、日本国内のXperiaシリーズとしては初めてLTEに対応したモデルとなります。LTE対応により最大75Mbpsでの高速モバイル通信が可能です。
ディスプレイは4.6インチHD(1280×720)で、高コントラスト・高輝度・高精細な”Reality Display”を採用しています。筐体デザインは昨年モデル「Xperia arc」のアーク形状を採用し、最薄部は約8.6mmのスリムボディーとなっています。おサイフケータイに対応します。
続いて「Xperia SX」は、3.7インチディスプレイを搭載した小~中型のモデルです。コードネーム「Komachi」として知られてきました。
こちらもLTEに対応しつつ、LTE対応スマートフォンとしては世界最軽量となる95gという超軽量ボディーを実現しています。筐体の厚さは約9.4mm。このスリムボディーに、日本市場では需要の高いおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信機能が組み込まれています。ボディー全体を縦と横のクロスラインで4つのブロックにわけた、シンプルかつ洗練されたデザインが特徴です。
両機種とも、最新のAndroid4.0と1.5GHzのデュアルコアプロセッサー(Qualcomm Snapdragon S4)を搭載しています。またディスプレイはXperiaシリーズではおなじみの「クリアブラックパネル」や「モバイルブラビアエンジン」を引き続き搭載しています。さらに定評のあるソニー製裏面照射型CMOSセンサー 「Exmor R for mobile」 を搭載したカメラ機能、テレビ専用のユーザーインターフェース「TV launcher」など、充実したエンターテインメント機能を備えています。
これらに加え今作では、ソニーの技術やサービスと連携した新しい音楽、アルバム、映像アプリを搭載します。「WALKMAN」アプリもインストールされます。
スペック
※公式発表のあった項目のみ記載しています。
Xperia GX
- サイズ:最薄部8.6mm
- ディスプレイ:4.6インチ HD(1280×720) Reality Display クリアブラックパネル モバイルブラビアエンジン
- OS:Android4.0 ICS
- CPU:1.5GHzデュアルコア
- ROM:16GB
- 背面カメラ:1,300万画素裏面照射型CMOS「Sony Exmor R for mobile」、3Dパノラマ撮影、HDビデオ撮影
- LTE:○
- おサイフケータイ:○
- ワンセグ:×
- 赤外線通信:×
- 防水・防塵:×
- バッテリー:取り外し可能
- カラー:ブラック、ホワイト
Xperia SX
- サイズ:9.4mm
- 重量:約95g
- ディスプレイ:3.7インチ Reality Display クリアブラックパネル モバイルブラビアエンジン
- OS:Android4.0 ICS
- CPU:1.5GHzデュアルコア
- ROM:8GB
- 背面カメラ:800万画素裏面照射型CMOS「Sony Exmor R for mobile」、3Dパノラマ撮影、HDビデオ撮影
- LTE:○
- おサイフケータイ:○
- ワンセグ:○
- 赤外線通信:○
- 防水・防塵:×
- カラー:ブラック、ホワイト
情報元:ソニー・モバイル