パイオニアは5月7日、スマートフォンと連携して便利に使える車載用端末「カロッツェリア スマートフォンリンク『アプリユニット』」を、5月下旬より発売すると発表しました。ラインアップは、DVD/CDプレーヤーおよび地デジチューナーを搭載する「SPH-DA09」と、非搭載の「SPH-DA05」の2機種。いずれもオープン価格です。
本製品は7インチWVGA(800×480)ディスプレイを備えた車載機です。Android/iPhoneと接続することで、スマートフォン側に保存された音楽や動画を出力することができるほか、スマートフォン側にインストールされたアプリを本製品から操作することもできます。
操作可能なアプリは独自機能「Linkwithモード」に対応したアプリとなり、カーナビ、インターネットラジオ、ビデオ、グルメや気象情報などのアプリが用意されます。ディスプレイはマルチタッチ(2点)対応の静電容量式タッチパネルを採用しており、スマートフォン感覚で操作できます。「Linkwithモード」に対応していない通常のアプリは、画面出力のみ可能です(操作はスマートフォン側で行う)。
「Linkwithモード」の対応機種は、HDMI出力、MHL対応の ドコモAndroid端末、およびiPhone(ソフトバンク/auのiOS5以上の端末。iPhone3G/3GSは非対応)。専用アプリがAndroid、iOS向けにそれぞれ提供されます。
カーナビ機能では「車載用GPSアンテナユニット」と「クリスタル3Dハイブリッドセンサー」を搭載しており、自車の現在位置を高い精度で表示します。また、スマートフォンの通信機能を使って、最新の「地図データ」や「スマートループ渋滞情報」の取得が可能です。
その他、スマートフォンのバッテリー充電、iPodに保存した楽曲や映像の再生、Bluetoothと内臓マイクによるハンズフリー通話などが可能。また、高機能モデルである「SPH-DA09」では、単独でDVD/CDの再生、および地デジ放送も楽しめます。
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情報元:パイオニア