HTCが本日発表したKDDI向けの新スマートフォン「HTC J(ISW13HT)」に触れる機会がありました。写真や動画を撮影してきましたので掲載します。外観の印象がつかめると思います。
全体的にとてもシンプルにデザインされています。ギークな印象は薄く、万人ウケしそうなスッキリとしたスタイルです。
逆に、重厚感やリッチさはあまり感じられません。軽量化するために金属などの重い素材の使用を極力減らしたのだと思われ、全体的にプラスティッキーな印象が強いです。
カラーも今回は3色展開です。レッドやホワイトは透明感のある綺麗なカラーで、女性にも受け入れられるでしょうね。ブラックは表面がマットであり指紋が目立ちにくくなっており、レッドとホワイトはツルツルとした質感で細かなラメが入っています。
前面上部にはスピーカーやフロントカメラ、各種センサー類があります。下部にはタッチセンサー式のナビゲーションキーがあります。左から「戻る」「ホーム」「タスク履歴」となっています。本機はAndroid4.0を搭載しているので、メニューキーはありません。
背面は非常にシンプルです。カメラ部分のデザインも簡素で、少し安っぽさすら感じます。
左側面にはmicroUSBポートがあります。カバーが備わっていますね。しかし防水仕様ではありません。防滴になっているのかな?いずれにしろ、いちいち開け閉めするのが面倒です。
厚さは10mmと、EVO WiMAXやEVO 3Dから大幅に薄型化されています。重さも142gと軽量化し、持ちやすさの面で格段に進化したと言えます。
右側面にはボリュームボタンがあります。細長くて、割と押し易かったような記憶があります。
上面には電源ボタンとオーディオジャックがあります。オーディオジャックにもやはりカバーが付いています。やっぱり開け閉めが面倒だったりします。
底面にはリアカバーを外すための切欠きとマイク口があります。あれ、そういえばストラップホールが無いですねぇ。
ちょっと写真ではわかりにくいのですが、ディスプレイは本体からわずかに浮き出ていて、立体的になっています。ラウンドグラスというらしいです。だから何という訳ではないですが、全体的に透明感が出て小洒落た感じになっています。手によく馴染むような気もします。
総評
全体的にとてもシンプルにまとめられています。カラーラインアップも含め、これまではどちらかというとマニア層に好かれていたHTC端末ですが、これからは女性など幅広い層に受け入れられそうです。特に端末の重量が大幅に削減されたのは大きいと思います。
反面、軽量化をはかるためか金属素材の使用が抑えられており、リッチさはあまり感じられません。重厚感やクールさを期待している方には、少し平凡なデザインに映ってしまうかもしれません。
最後に動画を掲載します。