KDDIとHTC Nipponは4月20日、WiMAX対応のハイスペックAndroidスマートフォン「HTC J ISW13HT」を正式発表しました。5月下旬以降、発売されます。
「HTC J」は、HTCが初めて日本市場向けに特化して開発したモデルです。今年2月に発表されたグローバルモデルの最新機種「HTC One S」をベースにしているため基本スペックが高く、且つ、日本市場で需要の高いおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信機能が搭載されています。また、端末サイズやカラーリングも日本人向けに考慮して開発されています。
Qualcomm製の最新プロセッサSnapdragon S4 1.5GHzデュアルコアCPUや最新バージョンのAndroid4.0 ICSを搭載するほか、4.3インチQHD有機ELディスプレイ、1GB RAM、16GBストレージ、背面800万画素(裏面照射型CMOS)/前面130万画素CMOSカメラ、1,810mAhバッテリーを搭載します。WiMAXに対応(WHS非対応)し、高速通信を活かしたテザリングも可能です。
機能面での特徴は、優れた「カメラ」と「サウンド」です。「アメージング・カメラ」と命名されたカメラは、F値2.0という大変明るいレンズが採用され暗所でも明るい写真を撮ることが可能なほか、約0.7秒で起動する「高速起動」、被写体との距離を測定し自動でフラッシュの明るさを調整する「自動調整フラッシュ」、動画撮影中に静止画も同時に撮ることができる「Video pic」機能が搭載され、シャッターチャンスを逃さない工夫が組み込まれています。
またサウンドでは、昨年10月に提携したヘッドフォンブランド「Beats Audio」のテクノロジーを取り込み、クオリティの高い臨場感あふれるサウンドを再現します。製品にはBeat Audioの専用ヘッドセットが同梱します。
その他、オリジナルUIである「Sense 4.0」を搭載し、ロック画面からカメラやメールなど使用頻度の高いアプリを直接立ち上げることができるなど、ストレスを感じさせないインターフェースとなっています。
サイズは66×132×10mm、重さは142g。カラーはブランク、ホワイト、レッドの3色です。
スペック
- OS:Android 4.0 Ice Cream Sandwich
- サイズ:約66(W)×132(H)×10(D)mm(最厚部:11.2mm)
- 重量:約142g
- ディスプレイ:4.3インチ qHD(960×540) 有機EL
- SoC: Qualcomm Snapdragon S4(MSM8660A)
├CPU : Qualcomm Krait 1.5GHzデュアルコア
└GPU : Qualcomm Adreno 225 - RAM : 1GB
- ROM: 16GB
- 外部メモリー:microSD/microSDHC(最大32GB)
- カメラ : 背面:800万画素裏面照射CMOS(f値2.0)
- フロントカメラ:130万画素 CMOS
- Wi-Fi : 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
- 通信サービス : CDMA2000 / WiMAX
- Bluetooth : 4.0(HSP, HFP, AVRCP, OPP, SPP, PBAP, HID, FTP, PAN)
- 国内機能 : ワンセグ / FeliCa(おサイフケータイ) / 赤外線通信
- バッテリー : 1,810mAh / 取り外し可能
- 連続通話時間:約560分
- 連続待受時間:約310時間
- その他 : HTC Sense 4.0 / Beats Audio / Wi-Fiテザリング(最大8台) / au IC(SIM)対応
情報元:KDDI