NVIDIAの次世代プロセッサ「Tegra4」のスペックと、登場時期が記載された資料がリークされました。
これによるとTegra4には「T40」、「T43」、「AP40」、「SP3X」という4つの種類があり、いずれも現行Tegra3と同じ”4コア+Companion Core”の「5コア構造」が採用されるようです。しかし「T40」、「T43」、「AP40」についてはCPUコアがARM Cortex A15になっており、より強力なCPUが採用されることになります。この3種は、以前公開されたロードマップ(記事最下部の画像)中の”Wayne”に該当するということです。主にタブレットやクラムシェル製品に向けたSoCとなります。
4つめの「SP3X」はコードネーム”Grey”と呼ばれていたものに該当します。CPUコアはARM Cortex A9のままですが、LTE/4Gを内蔵したSoCとなり、メインストリーム向けのスマートフォンに向けたSoCとなります。CPU周波数は1.2GHzから最大で2.0GHz。
登場時期は早いもので「来年の第1四半期」となっています。