先日2月22日に行われたGalaxy S(SC-02B)のアップデートにおける、アップデート後の変更点をまとめてみました。
今回のアップデートではドコモからの公式発表以外にも変更点がいくつかあり、様々なブログやサイトでアップデート後の変更点がまとめられています。本記事ではそれらをさらにまとめ上げて記載しました。
変更点
- スクロール速度向上。
- ブラウザ起動速度の向上。
- ブラウザのスクロールバーが無くなった。
- 描画優先→スクロール優先の挙動に変更。スクロールが滑らかになった反面、空白部分を表示することが多くなった。
- Googleの電話帳同期で、まれにフリガナが削除される点の改善。
- 撮影したばかりの写真がギャラリーに反映されないことがある点の改善。
- 日本語フォントがUDゴシック体へ変更。(日本語文字のみ、英数字は今までと同じ)
- 壁紙ラインナップが変更。(枚数減少)
- ブラウザの最大ウィンドウが8→4に変更。
- 電話帳自動リンク機能の削除。
- 作業用メモリー増量(30MB)。
- 充電終了音の変更、および音量変更(小さくなった)。
- 各動作間における瞬間的なフリーズ軽減。
- タッチパネルの感度向上。
- GPSの感度向上。
- GoogleMAP5のフリーズ改善。
- バッテリー持ち改善。
- 「スリープモードにしない」設定が無くなった
- バックライト消灯時間の上限変更30分→10分
- (一方ではWi-Fi有効時のバッテリー消費が大きくなったという声も)
- アドレス帳の同期に関する不具合の修正(上記電話帳自動リンク機能削除の影響?)。
- カメラ:プレビュー画像が出るようになった。
- 音楽プレーヤー:再生中の曲を着うたやアラームの曲に設定できるようになった。
- ロック画面専用の壁紙が設定可能になった。
- メモリースキャン時、スキャン内容が表示されるようになった。
- User-Agentが変更された。(Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.2.1; ja-jp; SC-02B Build/FROYO) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1)
※結果として同じ効果をもたらすものが重複してしまっているかもしれません。
※このほかにもまだあるかもしれません。
こうして列挙してみると意外と多いですね。全てが改善にあたるかと言えばそうでもなく、例えばブラウザの最大ウィンドウ数が少なくなっていたりと、下方に修正されたものもあります。しかしそれが動作速度の向上につながったりと、結果としてパフォーマンス向上にベクトルが向いているのを感じます。
フォントの変更については賛否両論あります。好き・嫌いの個人差が生じる部分ですので、変更前と変更後のフォントの選択ができれば良かったのにと思ったのですが、これもおそらく余分なメモリー消費を抑えるために仕方のなかったことなのでしょう。壁紙の一部削除も同様です。
いずれにしてもこのようなアップデートは利用者にとってはうれしいものですし、これがAndroidOSの醍醐味でもあります。関連ブログからの情報によると欧州では3月末までにGalaxy SのAndroid2.3へのアップデートが予定されているということなので、その流れで日本国内へもアップデートが降ってくることを期待したいと思います。
情報元:NTTドコモ公式HP、ケータイWatch、雪羽の発火後忘失さん、まとめwiki – Galaxy S(SC-02B)