スリムなボディーと明るいディスプレイを持つ端末として知られるLG Optimus Blackが、今夏NTTドコモから発売されるかもしれないという噂が浮上しています。
Optimus Blackは、「NOVAディスプレイ」という非常に明るいディスプレイと厚さ9.2mmというボディーの薄さを特徴とした、LG電子製アンドロイドスマートフォンです。世界で初めてデュアルコアCPUを搭載したアンドロイドスマートフォン「Optimus 2X」と兄弟機の関係にあたり、昨年同時に発表されています。
今回分かったのは、NTTドコモの製品名と思われる「L-07C」という名前を持つ端末が、Bluetooth SIG認証(Bluetooth機器であることを証明するもの)を通過したということ。そして、L-07Cに割り当てられたQDIDと呼ばれる識別コードがOptimus Blackのそれと同一のものであったことの2点です。(QDIDとはBluetooth SIG認証を受ける際に割り当てられる、端末固有の識別コードのことと思われます。間違っていたらすみません。)
つまりL-07CはOptimus Blackか、少なくともそれをベースにした端末であることが分かります。
Optimus BlackのAndroidバージョンは2.3(Gingerbread)、ディスプレイは4.0インチ(480×800)、500万画素のメインカメラと200万画素のインカメラ、チップセットにはTexas Instruments OMAP 3630 1GHzが搭載されています。
このスペックだとGalaxy SやXperia arcといった端末と類似しますので狙いどころが私には理解できませんが、これをベースにして何か面白いギミックをつけてくるか、あるいは廉価版として販売するかのどちらかになってくるのかなと予想しています。