今年2月末に発表されたふたつのXperia新機種「Xperia P」と「Xperia U」の実機に触れることができましたので、本当に僅かですが感想を書きます。
Xperia Pは4インチQHDディスプレイや1GHzデュアルコアCPUを搭載した端末です。最大の特徴は「WhiteMagic」と呼ばれるディスプレイ技術が採用されている点で、とにかく明るくて尚且つ低消費電力なディスプレイとなっています。
実際にXperia NXと並べて比べてみても、明らかにXperia Pのディスプレイの方が明るく、くっきり鮮やかに見えました。
もう一つの特徴は「アルミユニボディー」である点です。一枚のアルミから削り出して作られており、涼しげで高級な雰囲気を醸し出しています。かなり格好良いです。カラーラインアップにはレッドもありますが、残念ながら展示されていませんでした。
サイズはXperia NXよりも一回り小さく、重量も20g以上軽いです。NXは比較的大きめで、さらに角張った形状をしているので、手が小さな方では片手操作が少し大変ですが、Xperia Pならその点も大丈夫そうです。
端末下部にはNX同様Floating Prismがあり、白色に発光します。驚いたのは、NXとは違って「ホーム」や「戻る」などのナビゲーションキーの判定箇所がFloating Prism上にあることです。NXではFloating Prism直上のドット部分をタッチしなければ反応しませんが、Xperia PではFloating Prism上、つまり各キーのマークが表示されている部分が反応します。個人的にはマークではないところをタップするのがあまり好きではなかったので、これは嬉しい相違点だと感じました。反応も良かったです。
動作については時間の関係で検証できませんでしたが、ホーム画面や設定画面を何度かスクロールさせた限りではNXなどと同じくサクサクと動いていました。これまでのXperiaと違ってST-Ericsson製のチップが使われているので、動作に関してどのような違いがあるのか気になるところです。
Androidバージョンは2.3.7となっていました。
次にXperia Uです。Xperia Uはさらにコンパクトな端末で、3.5インチFWVGAディスプレイを搭載します。SoCはXperia Pと同じくST-Ericsson U8500(1GHzデュアルコアCPU)です。
横幅が54mmしかないので片手操作が容易に出来ます。
Xperia UにもFloating Prismがありますが、白だけではなく青や赤など複数の色で発光します。ただし自由に色を変更することはできません。
ボトムキャップが付け替えられるというギミックがあります。ピンクや黄色などカラフルな色のキャップが用意されています。キャップは両脇を指で掴んで引っ張ると、簡単に外れます。
裏面はマットな質感です。指紋が目立たないのが良いですね。
動作は軽快でしたが、RAM容量がNXやPと違って512MBしかないので、実際に使い込んでみると違いが出てくると思います。
AndroidバージョンはAndroid2.3.7となっていました。
「SmartTag」も展示されていました。思ったよりもずっと小さくて、ポケットにいくつも入れておけそうなほどです。
ご存じの方も多いでしょうが、SmartTagはNFCを活用したアイテムで、NFC対応端末に近づけることで、SmartTag内に予め登録しておいた設定を即座に端末で復元できるというものです。例えば”ドライブ用”なら、GPSをONにしてマップを立ち上げるというアクションを、SmartTagに近づけるだけで行うことが可能です。
Xperia NXのグローバルモデルであるXperia Sと、Xperia PのみがNFCに対応しています。Xperia Uは非対応。
まとめ
両方とも素晴らしい端末だと思いました。まだ日本での発売は決定していませんが、発売を切に願います。
特にXperia Pは個人的にはド本命です。スタイルもいいしディスプレイも綺麗。NFCにも対応しているということで、隙がない端末となっています。
なんとPもUもロゴがソニエリ…
これは期待していいのかな…
って言っても待ち切れずにacro HD買う予定ですがw
5月頭くらいまでに発売されないかなP。。。(春得の関係で)
どうなんでしょうね。Xperia Sも発表当初はソニエリのロゴのままでしたし、なんとも言えません。
acro HDは良い端末のようですよ。人気も非常に高い。au版はしばらく品薄だそうです。カメラが良いとみなさん口をそろえて言っていました。
実機触れるなんてうらやましー
一つ気になる点!海外のサイトなんかでも実機の写真にある
ロゴは『Sony』なのに今回の記事にあるPとUは『ソニエリ』ですね!!
見た感じ中華フォントではないとすると、日本発売用の試作機?
なんてことはないと思いますが・・・
東方は海外にてPを既に予約済みです。早く発売してくれないかなー
すでに予約済みなのですね!いいですね~
実機は昨日都内で開催されたAndroid Bazaar and Conference 2012 Springにて展示されていました。Xperia Ray発売の際も先行して日本上陸していましたので今回もあるかなと期待していったのですが、期待どおりでした。同イベントはSpringの他にSummerやWinterもあるので、もしご都合がよろしければ次回は是非参加してみてください。
> 今回の記事にあるPとUは『ソニエリ』ですね!!
確かにそう言われるとそうですねぇ。ただ、一緒においてあったXperia Sもソニエリロゴだったことを考えると、わざわざソニエリロゴの端末を持ってきたという可能性もあります。個人的には是非国内投入して欲しいと思っているのですが、今のところはあまり期待しないようにしています。発売されるとしたらNFCの去勢だけは勘弁して欲しいところです。SmartTagとセットで発売されたらいいな。
リークでは、ギャラクシーnoteにもNFCが載ってるみたいですし、今後はNFCの去勢は減るんではないですかね!!
それにしてもPは是非欲しい!!
そうかもしれないですね!