ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、PlayStation Suiteのコンテンツ開発環境である「PlayStation Suite SDK」のオープンベータ版を、今年4月から提供すると発表しました。また、正式版を今年後半に提供予定であることを明らかにしました。
本SDKは、昨年11月よりクローズドベータ版として、日本を含む一部地域で提供されてきました。オープンベータ版では開発者からのフィードバックを反映し、開発環境の効率性が高められているほか、本SDKを使用して作成したコンテンツを、PlayStation Vita上で動作検証することが可能となります。
また、今年後半から提供開始される正式版では、作成したコンテンツを所定の手続きを経てPlayStation Storeで配信することができ、PlayStation CertifiedデバイスおよびPlayStation Vitaを持つ世界中のユーザーが楽しむことが可能となります。ベータ版で作成したコンテンツも正式版にそのまま引き継ぐことが可能です。正式版の利用料金は年間99USドルとなっています。
PlayStation Suite SDKのオープンベータ版および正式版の詳しい情報や入手方法等については、近日中に特設サイトで案内するとしています。
※PlayStation Certified取得デバイスは、2012年3月7日現在、Xperia arc、Xperia acro、Xperia PLAY、Xperia acro HD、Xperia S/NX、Xperia ion、Sony Tablet Sシリーズ、Sony Tablet Pシリーズとなっています。