サムスンは11日、韓国SKテレコムを介し、7.7インチディスプレイを搭載したコンパクトなAndroidタブレット「Galaxy Tab 7.7」を発売しました。
Galaxy TabシリーズはGalaxy Tab2(7.0)やGalaxy Tab 7.0 Plusなど7インチクラスだけでも数種類あり、整理が難しい状態となっていますが、今回発売されたGalaxy Tab 7.7は個性的な特徴を持っています。
まずディスプレイが有機EL(Super AMOLED Plus)であるということ。AMOLEDディスプレイはGalaxyシリーズのスマートフォンではお馴染みとなっていますが、コントラストが高く大変鮮やかな映像を表示します。ディスプレイサイズは7.7インチで、解像度は1280×800(WXGA)となっています。
もうひとつの特徴は、7.9mmというボディーの薄さです。タブレット端末の中では最薄クラスとなります。また、重さも345gしかなく、他メーカーの一般的な7インチタブレットよりも格段に軽量です。それでいて5,100mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
Wi-Fiのほかモバイルネットワークに対応しており、3G HSPA +とLTEの両方をサポートします。LTEをサポートすることにより高速なモバイル通信が可能です。また本機は音声通話機能も備えているため、電話としても利用できます。もちろんショートメール(SMS)やMMSも利用可能です。地上DMBにも対応します。
基本スペックは、1.5GHzデュアルコアCPU、1GB RAM、16GB/32GBストレージ、背面300万画素/前面200万画素カメラという内容。microSDカードスロットを備えています。OSバージョンはAndroid3.2(Honeycomb)。Android4.0 ICSへのアップグレードも計画されていると思われます。
スペック
- 端末サイズ:196.7×133.1×7.9mm
- 重さ:345g
- ディスプレイ:7.7インチ WXGA(1280×800) SuperAMOLED Plus 最大16万色
- OS:Android3.2(Honeycomb)
- CPU:1.5GHzデュアルコア(Qualcomm Snapdragon S3)
- RAM:1GB
- ROM:16GB/32GB
- 外部メモリー:microSD/microSDHC(最大32GB)
- カメラ:背面300万画素、前面200万画素
- 無線LAN:IEEE802.11 a/b/g/n
- Bluetooth:3.0+HS
- ネットワーク:LTE / WCDMA / GSM
- バッテリー容量:5,100mAh
- 連続通話時間:約920分
- 連続待受時間:約640時間(LTEモード)
- カラー:ライトシルバー
- その他:Wi-Fi Direct、DLNA、地上DMB、音声通話機能
情報元:Samsung