HTCは3月1日、東京都内で行った会見の中で、同社初となるタブレット端末「Flyer」を日本国内へ投入する方針であることを明らかにしました。
HTC Flyer(フライヤー)は、先日行われたモバイルの祭典「MWC2011」にて発表された、アンドロイドを搭載したタブレット端末です。
7インチディスプレイを搭載し、端末サイズ195.4×122×13.2mm、重量415gの、軽量・コンパクトで携帯性に優れたタイプとなっています。ボディーにはアルミニウムが使用されていて軽量化、放熱性、そしてルックス面でも大いに期待できます。ディスプレイはスタイラスに対応しており、専用のペンを使って手書きでの文字入力や絵を書くことが可能です。
搭載するアンドロイドのバージョンはAndroid2.4(Gingerbread)。タブレット向けに最適化されたAndroid3.0(Honeycom)へのアップデートは、「発売後早期に」ということです。これはHTC独自のインターフェース「Sense UI」の開発が発売までに間に合わないのが原因のようです。
そのほかのスペックでは、プロセッサはQualcomm Snapdragon 1.5GHz(シングルコア)、1GBの大容量ROM、背面約500万画素・前面約130万画素のカメラを搭載します。マルチコアではなくシングルコアの高周波数CPUをもってきたことが何とも興味をそそられる点です。
Flyer発表時の情報や詳しいスペックなどはこちらのページからご覧いただけます。
情報元:Sankeibiz