LG電子は2月22日、3D対応スマートフォンの新機種「Optimus 3D Cube(LG-SU 870) 」を発表しました。3月初旬に韓国キャリアSKテレコムを介して発売されます。
「Optimus 3D Cube」は、同社が昨年発売した3Dスマートフォン「Optimus 3D」の後続機にあたる端末で、背面に2基のカメラを搭載し、3D静止画/動画撮影が可能です。ディスプレイは裸眼立体視可能であり、3Dメガネ不要で3Dコンテンツを視聴できます。
前作よりも薄型・軽量化されており、厚みは9.6mm、重さは148gとなっています。また、CPUやメモリ容量も強化されています。
さらに今作では、「アイコン編集機能」や「3Dコンバータ機能」も追加されています。「アイコン編集機能」はスマートフォン初の機能で、スマートフォンのメニューやアイコンを、ユーザーが撮った写真やダウンロードした画像を使って自由に飾ることができる機能です。また「3Dコンバータ機能」では、タッチひとつで簡単に2D映像/ゲームなどを3Dに変換することが可能です。これら機能のほか、3Dパノラマ撮影や、人物間の距離を測定する機能、焦点対象外の背景をぼかして”ボケ”を作る機能などが4月に加えられる予定です。
「NFCステッカー(LG Tag+)」もサポートします。近距離無線通信NFCを活用したソリューションで、ステッカーにスマートフォン本体を近づけるだけで、そのステッカーに予め登録しておいた設定をスマートフォン本体に復元することができるというものです。例えばドライビング用のステッカーを使えば、GPSをONにしてマップアプリを立ち上げるという一連のアクションをステッカーに近づけるだけで実行することができます。
主要スペックは、Android2.3、4.3インチIPSディスプレイ、1.2GHzデュアルコアCPU、500万画素カメラ×2/前面30万画素カメラ、1,520mAhバッテリーという内容。
今月27日より開催されるMWC2012にて披露される予定です。
スペック
- 製品名:Optimus 3D Cube(LG-SU 870)
- サイズ:126.8×67.4×9.6mm
- 重さ:148g
- ディスプレイ:4.3インチ WVGA(480×800) IPS 520nit(2D)/250nit(3D)
- OS:Android2.3 Gingerbread
- CPU:1.2GHzデュアル個
- ROM:16GB
- カメラ:背面500万画素×2(AF)、前面30万画素
- 通信:WCDMA(HSPA+)
- バッテリー:1,520mAh
- カラー:ブラック、ホワイト
- その他:NFC、LG Tag +(タグステッカー2枚が付属)、MHL、DLNA、地上波DMB
情報元:LG
※タイトルおよび本文の一部を変更しました。また、スペックを追加しました。