モジラは1月31日深夜、Android向けWEBブラウザ「Firefox for Android」の最新版となる「Firefox 10 for Android」の正式版をリリースしました。Androidマーケットからダウンロードできます。
Firefox 10は、Firefox 9でのタブレット向け新UIの実装と、Firefox 11で実装される予定の新UIによる大幅なパフォーマンス向上の間にあるバージョンであり、大規模な変更は行われていません。
エンドユーザー向けの内容としては、Syncセットアップ手順の改善と、バグの修正が行われています。また、公式のリリースノートには直接記載されていませんが、メモリ使用量の大幅削減が行われた模様です。
リリースノートに記載されているこのバージョンでの変更点は次のとおりです。
- WebGLのアンチエイリアスを実装。
- OpenGL ESを活用したハードウェアアクセラレーション対応レイヤーを実装。
- Firefox Syncのセットアップがさらに簡単に。スタートページの「Set Up Sync」をタップして開始。
- 双方向テキストの分離を実現する HTML5新要素bdiを、CSS プロパティとともに実装。
- 仕様との整合性を高めたIndexedDB APIを実装。
- Web ページを読み込んだりタブを閉じたりできなくなる場合がごくまれにある問題を修正。
情報元:Mozila