本日3月4日(金)よりMEDIAS(N-04C)の事前予約受付が開始されます。
銀座・有楽町にあるドコモスマートフォンラウンジにて一足先に実機を触ってきました。そのレビューとなります。
手に持った瞬間、スカされたような感覚に陥りました。軽い、軽すぎます。まるでブリキのおもちゃを持っているみたいです。背面の面積が広く接触面積が大きいので、同じ重量でも小型の端末には出せない軽さだと思います。
しかしボディーに丸みが少なく、手へのホールド感はあまり伝わってきません。
端末右側面です。ボタン類は何もありません。
左側面です。ボリュームボタンが見えます。
端末上部です。電源ボタン、microUSBポート、ワンセグ用アンテナ(上部右側)があります。ちなみにこのMEDIAS(N-04C)には3.5mmステレオミニジャックがありません。イヤホンやヘッドセットを使う際にはmicroUSBポートから変換プラグを通して接続する必要があります。このあたりは薄さと引き換えになった部分なのだと思います。
底面です。ストラップホールがあります。
前面上部です。暗くてよく分かりませんが、着信ランプが見えます。各種センサー類もあります。
前面下部です。操作ボタンがあり、左から「メニュー」「ホーム」「戻る」となっています。このボタンの押し心地には酷評が目立ちますが、使ってみると確かに押しにくいです。カチッカチッと、硬く、反発の強い押し応えがします。その上、ボタンが大きいのが逆にあだになっているのか、押した力が四方八方に分散してしまっている感覚です。
背面です。カメラ、LEDフラッシュライト、その隣にあるのが赤外線ポートでしょうか。すぐ下にはおサイフケータイに対応していることを現すFelica(フェリカ)のマークが見えます。
OSのバージョンはAndroid2.2.1。ビルド番号はA1010001となっています。詳しくは分かりませんが、Xperia arc(SO-01C)に比べて発売日が直近に迫っていますので、だいぶ製品版に近いものと推測できます。
メニューの背景色は一般的には黒ベースですが、白く明るくなっているのがわかります。
Quadrant standardを使ったベンチマークテストです。1100程度であることが分かります。Desire HDには程遠いですが、標準状態のGalaxy Sより若干勝り、他の現行端末のおよそ1.2~2倍程度の数値です。800MHzの比較的低周波数のCPUを搭載していますが、世代の新しいチップを使っていますので性能はやっぱり高いですね。45nmプロセスルール採用で消費電力も発熱も抑えられています。
実際に操作してみると実に軽快に動きます。特にGoogleマップでのカーソル移動、マップ描画速度は目を見張るものがありました。
マルチタッチ時の同時認識数を測定してみました。5点まで認識するようです。Xperia arc、IS03、Desire HDなどが4点、Galaxy S、IS05などが5点といったところです。
Galaxy Sやシャープ製アンドロイド機に搭載されているような、通知バー上で設定ON/OFFが行える機能が備わっています。便利そうですね。
ドロワー画面には「アプリケーション」と「ウィジェット」がタブで切り替えられるようになっていて、設置できるウィジェット一覧が表示されます。ここからウィジェットを設置させることができます。使いやすいかどうかは別として、他の機種ではあまり見かけない工夫だと思います。
動画
動画を撮影してみました。終始ピンボケしていて気持ちが悪いですがご勘弁を。。。
基本的に動作は軽快でした。ただし、これはアプリ側の問題かもしれませんが、Googleマップ使用中に突然のフリーズに見舞われました。
普通の動画
Googleマップフリーズ(動画後半です)
まとめ
なんといってもワンセグ、おサイフケータイ、赤外線といった、日本国内では必須とされている機能が搭載されている点がポイントです。それに加え薄くて軽く、携帯性に富んでいます。
しかし薄さを強調するあまり、例えば3.5mmステレオミニジャックが無かったり若干の持ちにくさを感じたりと、代償もまたあります。それらが許容範囲内であれば、動作速度も軽快ですし非常に優秀な端末だと思います。