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NTTドコモ、SPモードの機能拡張を発表、有料アプリのキャリア課金などに対応

SPモード機能拡張

NTTドコモは24日、SPモードに4つの機能を拡張させることを発表しました。機能拡張により、「有料アプリのキャリア課金」、「電話帳バックアップ」、「基地局データを活用した位置情報提供」、「データプランでのSPモード利用」が可能になります。

有料アプリのキャリア課金

アンドロイドマーケットでの有料アプリ購入の決済手段として、ドコモの毎月のケータイ料金と一緒に支払うことのできる、spモードの「コンテンツ決済サービス」も選べるようになります。

これまでアンドロイドマーケット内の有料コンテンツを購入する際、Googleチェックアウトを使った決済が必須でしたが、これからはドコモの毎月の料金と一緒に支払うことができます。

  • 提供開始時期 : 2011年3月下旬(予定)
  • 対応機種 : spモード対応のAndroid搭載スマートフォン
  • 申込み : 不要(spモード契約が必要)
  • 月額使用料 : 無料
  • 対象コンテンツ : Androidマーケット上で、日本円で販売されているアプリ

電話帳バックアップ

スマートフォンに保存してある電話帳データをドコモのサーバーに自動でバックアップしてくれるサービスです。端末本体のみに保存してある場合、端末の紛失時には大きな損害を受けますが、電話帳バックアップサービスを使えば必要に応じて端末本体へのリストア(復元)が可能なので安心です。

機種変更においてもスムーズな移行が可能です。

  • 提供開始時期 : 2011年3月中旬(予定)
  • 対応機種 : MEDIAS N-04C、XperiaTM arc SO-01C、Optimus chat L-04C(Android搭載機種へ順次拡大予定)
  • 申込み : 不要(spモード契約および電話帳バックアップアプリのダウンロードが必要)
  • 月額使用料 : 無料
  • 保存可能容量 : 100MB、または3,000件

基地局データを活用した位置情報提供

ドコモの基地局情報を利用して位置情報を取得できるサービスです。GPS機能を使わないので、GPSによる電池消耗を防げ、且つ屋内や地下でも利用可能、位置特定が高速であるなどの恩恵を受けることができます。位置情報を利用したSMS、交通情報、店舗情報、ゲームなどのアプリで活用できます。

詳細な位置情報が必要なマップやナビなどではGPSを、詳細情報を必要としないそのほかのアプリでは基地局データを利用する、といった使い分けできるようになります。

  • 提供開始時期 : 2011年3月下旬(予定)
  • 対応機種 : すべてのspモード対応機種
  • 申込み : 不要(spモード契約が必要)
  • 月額使用料 : 無料
  • 対応コンテンツ : 以下のコンテンツでの対応を予定しております。対応コンテンツは順次拡大いたします。(括弧内は提供開始予定時期)
    • アクセルモバイル「駅すぱあと」(2011年3月下旬以降)
    • カイト株式会社「giveApp」(2011年3月下旬)
    • 株式会社ゼンリンデータコム「直感ナビ」(2011年3月下旬)
    • ジョルダン株式会社「乗換案内」(2011年3月下旬)
    • 株式会社GClue「Blocco」(2011年3月下旬以降)
    • Mapion Co,Ltd.「MapionMaps」(2011年3月下旬)
    • 株式会社radiko「radiko.jp」(2011年4月以降)
    • 株式会社リクルート「RecoCheck」(時期未定)

データプランでのSPモード利用

通話サービスが不要なタブレットなどの端末で利用する、定額データプラン。従来まではspモードがこのデータプランに対応しておらずiモードメールなどの利用ができませんでしたが、今回これに対応します。

  • 提供開始時期 : 2011年3月中旬(予定)
  • 対応機種 : すべてのspモード対応機種(BlackBerry®は非対応)
  • 申込み : 必要
  • 対応プラン : FOMAのすべての定額データプラン、従量データプラン

情報元:NTTドコモ