10月11日に発表されるとみられているGoogleの次期リファレンス機「Nexus Prime」のスペックがリークされました。海外の有名ディアである”BGR”と”GSMArena”がそれぞれ独占記事として報じていますが、面白い事にそれぞれ異なる内容を伝えています。
以下、BGRの伝えるスペックです。なお、端末名称はかねてよりNexus Primeと呼ばれてきましたが、「Galaxy Nexus」として発売されることになるそうです。
- OS:Android 4.0(Ice Cream Sandwich)
- 端末の薄さ:9mm
- ディスプレイ:4.65インチ 1280×720(HD) Super AMOLED HD カーブガラス
- CPU:1.2GHzデュアルコア(TI OMAP 4460)
- RAM:1GB
- ROM:32GB
- カメラ:500万画素
- フロントカメラ:130万画素
- 動画撮影:1080p フルHD
- 通信:LTE/HSPA(キャリアに応じて)
- 無線LAN:IEEE 802.11 a/b/g/n
- バッテリー容量:1,750 mAh
- その他:NFCチップ搭載
GSMArenaではBGRの伝えたスペックを以下のように修正しています。これは、匿名のGoogle従業員から得た情報だとしています。
- CPU:1.5GHzデュアルコア(Samsung Exynos)、GPUはSGX543MP2
- カメラ:800万画素
- 通信:LTE/HSPA(GSM / CDMA両対応)
- バッテリー容量:2,050mAh
1.2GHzデュアルコアCPUを搭載した端末はこの日本でもすでに販売されているので、よりワクワク感をおぼえるのは後者のほうでしょう。バッテリーも2000mAh超えとなっています。さらにiPhone4Sと同じように、GSM/CDMAデュアルモードに対応しているようです。
Android4.0(Ice Cream Sandwich)、4.65インチHD(1280×720)ディスプレイ、1GBのRAM、32GBのROMという基本部分は共通認識のようです。この辺りはほぼ確定といっていいのではないでしょうか。32GBの大型ROMを搭載するそうです。
ディスプレイの項目に「カーブガラス」というのがありますが、これは前Googleリファレンス機「Nexus S」のContour Displayと同じで、湾曲したパネルが採用されているようです。先日サムスンが公開した、10月11日に開催される「Unpacked 2011」新商品発表会のティザー動画の中で、Nexus Primeと思われる端末の映像が数秒流れます。冒頭画像がそれにあたるのですが、パネル側がかなり湾曲していることがわかります。保護フィルムを付けられなくて大変みたいですね。
このティザー広告を元に作られたイメージ画像も公開されています。リークされた薄さ9mmというスペックのとおり、薄型の形状であることがわかります。また、全体的に少し丸みが強調されたデザインであるようにも見えます。さらに、Galaxyシリーズでよくみられる端末下部の”膨らみ”や、カメラの出っ張り具合も確認できます。
注目すべきは側面にあるゴールドの端子です。クレードルに対応するのかもしれません。
こんなフェイク画像も登場しているようです。
Teaser Video