ZTEが北京国際通信展で、現行Tegra2の約5倍のパフォーマンスを持つとされるNVIDIAの次期モバイルプロセッサ「Kal-El(Tegra3)」を搭載したタブレットを展示しました。端末の名称は今のところ「T98」となっています。
一緒に展示されていたスペック表によると、プラットフォームはAndroid3.2(Honeycomb)で、7インチWXGA(1280×800)ディスプレイ、NVIDIA Tegra3(Kal-El)1.5GHzクアッドコア、1GBのRAM、16GBのROM、4,000mAhのバッテリー、背面500万画素+前面200万画素のカメラを搭載しているようです。カメラは1080p フルHD動画撮影もサポートするようです。
厚さは11.5mmになるとのことで、軽量・コンパクトで且つ超高性能なタブレットとなりそうです。
先日開催されたIFA2011でもKal-Elを搭載したリファレンスのWindows 8タブレットが出展されていましたが、Engadgetによれば今回のように広く公開されるのはこのT98が初めてとのこと。ただし、あくまで”出展”としての展示であり、製品名や発売時期については不明となっています。
Kal-Elを搭載して発売される初めての端末はASUSのEee Pad Transfomer2(TF201)と言われていますが、それ以外にも多くのメーカーが採用製品を早いタイミングでリリースしてきそうです。Kal-El搭載機は10月にも発売される見込みです。
スペック
- サイズ:11.5mm
- 重量:不明
- ディスプレイ:7インチ WXGA(1280×800)
- OS:Android3.2(Honeycomb)
- CPU:1.5GHzクアッドコア(NVIDIA Tegra3”Kal-El”)
- RAM:1GB
- ROM:16GB
- カメラ:500万画素
- フロントカメラ:200万画素
- 動画撮影:1080p フルHD
- バッテリー容量:4,000mAh
情報元:Engadget