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KDDI 2011年秋冬モデルスマートフォンの仕様・機能・特徴まとめ

KDDI 2011年秋冬モデルスマートフォン スペック・機能・特徴まとめ

KDDI 2011年秋冬モデルスマートフォン スペック・機能・特徴まとめ
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26日に発表されたKDDIの2011年秋冬モデルスマートフォン全6機種の比較表を作成しました。

データはKDDI公式サイトに記載のものを最優先に用い、不足分は大手メディアサイトから引用しています。現段階では明らか にされていない項目については不明としてあります。出来る限り誤りのないよう注意して作りましたが、何かお気づきの点があればコメントいただけると嬉しいです。

KDDI 2011年秋冬モデルスマートフォン簡易比較

そしてこちらが簡易版です。人によって重要視する項目は異なるかと思いますが一般的な視点で重要項目を抽出したつもりです。

スリム=薄型、高解像度=qHD以上の解像度、WHS=WIN HIGH SPEED、ガラケー機能=おサイフケータイ・ワンセグ・赤外線通信対応、としました。

HTC EVO 3D(ISW12HT)

1.2GHzデュアルコアCPUと1GBのRAMを搭載し、数字上はドコモのGalaxy S IIと同等のハイスペック機です。それに加えてQHDの高解像度ディスプレイ、フル3D、高速通信WiMAXに対応していますので、全体的なパフォーマンスはさらに上かもしれません。弱点としてはWHS非対応、端末がデカくて重いという点があげられます。WHS非対応についてはWiMAX提供エリア外だと比較的低速通信になる場合もありますから、WiMAX提供エリア外を主な活動範囲とする人は気をつける必要がありそうです。それとガラケー機能に非対応な点も、人によってはマイナス点になるはずです。

MOTOROLA PHOTON(ISW11M)

EVO 3Dに一見よく似ていますが、CPU周波数が1GHz、SoCがNVIDIA Tegra2、ROMサイズが16GBと大容量、Cメールが受信のみ対応、HDMI出力端子が備わっている、など細かな違いが意外とあります。日本での発売は検討中とのことですが、「Lapdock」という端末とドッキングできるノートパソコンのようなユニークなアクセサリーもあり、仮にこれが発売されるなら他機種との良い差別化になりそうです。EVO 3D同様、WHS非対応、端末がデカくて重い、ガラケー機能非対応というマイナス点があります。

※記載し忘れましたが、背面のキックスタンドも特徴の1つですね。

ARROWS Z(ISW11F)

まさに全部入り。スペック上はこれ以上ないほど高性能&多機能で、KDDIの今期機種の中での最上位モデルという位置づけになろうかと思います。特筆すべきはHDの超高解像度ディスプレイ搭載、防水対応、ガラケー機能対応、WiMAX・WHS両対応、といったところでしょうか。FMトランスミッターまで搭載しています。カメラはソニー製のExmor Rである点も見逃せません。懸念される点は電池持ちの悪さです。WiMAX+3Gのデュアルバンド端末は総じて消費電力が高くなりますし、4.3インチの大型ディスプレイも搭載していますので、果たして1460mAhという容量で足りるのかどうかは甚だ疑問です。

DIAGO(ISW11K)

コンセプトとしてはこちらも”全部入りスマホ”なのだそうです。ARROWS Zに存在感を奪われてしまった感がありますが、有機ELディスプレイを搭載している点が取り柄です。それとキズや衝撃に強い強化ガラス「ゴリラガラス」が採用されている点も特徴です。ARROWS Z同様、電池持ちの悪さが懸念されます。

AQUOS PHONE(IS13SH)

WiMAX非対応機種です。IS03の後継機で、メモリー液晶を搭載している点が最大の特徴です。メインディスプレイをONにしていなくても時計や通知、曲名などが常に表示されますから大変便利だと思います。電池持ちの面でも大きく貢献しそうです。女性向けな印象ですが、端末サイズは実は今ラインアップの中で最も大きいです。薄くはあります。

MEDIAS BR(IS11N)

完全に女性をターゲットにした端末です。こちらもWiMAX非対応機種です。幅が50mm台というのは過去の機種の中でも希少で、丸みを帯びたデザインと相まって女性の小さな手でも持ちやすくなっていると思います。背面に備わった大きなイルミネーションも可愛らしさを演出しています。スペック的にも卒がなく、女性位にとっては良い選択肢になるのではないでしょうか。

感想

今回も各機種の特徴がはっきりとしていて非常に選びやすいラインアップだと思います。とにかく全部入りが良いというのならARROWS Zでしょうし、ガラケー機能よりも海外での実績や”いじりやすさ”を重視するのならEVO 3DやPHOTONが有力候補になってきます。WiMAX非対応で構わなければ女性ならMEDIAS BRも個性があって良いと思います。

選定の際は、ユーザーインターフェースはスペック以上に快適性を大きく左右しますし、ソフトウェアの調整次第では期待を裏切られることもありますから、この辺りも含めてじっくり検証するのが良いと思います。それと手へのフィット感や、端末のデザインも大事です。持っていて総合的に楽しめる端末を選びたいですからね。

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