スマートフォンの消費電力を16分の1にする脅威の新技術が発表されたそうです。
その技術は「E-MiLi」と呼ばれるもので、スマートフォンのCPUクロックを著しく下げた状態でも着信を認識できるようにしたのだとか。待機時のCPUクロックを下げれば当然消費電力を下げることは出来ますが、これまではクロックを下げたいわゆる「半醒半睡」の状態では、着信を認識するのが困難だったようです。開発者の調査によれば、待機状態では最大で通常の状態の80%程度の電力が消費されているそうで、待機時の電源管理を改善することにより消費電力を大幅に抑えられるというわけです。
具体的な仕組みはちょっと難しくてよくわからないのですが、開発者は次のように説明しています。
「通常、メッセージにはヘッダーがついている。我々は、スマートフォンがこれを検知できるはずと考えた。たとえばあなたが90%眠っているときでも、名前を呼ばれれば自分が呼ばれたと認識できる。それと同じだ」
情報元:YOMIURI ONLINE