NVIDIAの次期モバイルプロセッサである「Kal-El(Tegra3)」を搭載した端末は、当初今年の8月にも発売されるとのことでしたが、結局未だに登場していません。NVIDIAは結構頻繁にこのような投入時期の”遅れ”をやらかすことで有名らしく一部では今年中の投入は無理だなどと言われていたりもしますが、これについてNVIDIAのCEO”Jen-Hsun Huang氏”が、Kal-El 搭載のタブレット製品が年内に発売されることを改めてコメントしたそうです。
年内に発売されるとする初のKal-El搭載タブレットは、現在のところASUSの「Eee Pad Transformer」の後継機(Eee Pad Transformer2?)だと予想されていますが、まだはっきりとしていません。発売時期は一応10月とされています。
なお、Kal-El搭載スマートフォンの方は当初今年の年末までに登場するとのことでしたが、こちらについて今回はコメントがなかったようです。来年以降にズレ込む可能性も否定できません。
Kal-Elの実力はというと、全体的なパフォーマンスは現行Tegra2の約5倍と言われています。CPUコアが4つ、つまりクアッドコアになり、グラフィックスコアも12コアになります。それでいて消費電力は下がるようです。